相手に楽しんでもらう会話のしかた

会話をするときに、本当は相手にも楽しく話してほしい。
でも、自分ばかり話して、相手は黙ってしまっている。

以前、自分の話ばかり話していた私は、相手の会話を深堀をすることで、人の話をしっかり聴けるようになった。

人って、やっぱり自分の話をしたいんだよね。自分の話をしているときって楽しい。だから、人の話を聴いているつもりでも、いつの間にか自分の話をしてしまっていたり、相手の話したい話じゃなく自分の聞きたい話を聴いてしまっていたりする。

そんなときに、大切なのが、相手の話を深堀すること。

人って無意識に自分の話したい話をするんだよね。その無意識の自分で話したい話を拾って広げられると、相手はすごく気持ちよく話すことができる。ポイントは、自分が質問してないことを話した瞬間。話に興味がある人は、自分ら追加の話をしてくれる。

たとえば、ゴルフの話。「ゴルフに行ったことありますか?」と聴いたときに、その話に興味がない人は「行ったことあるよ」と質問に対する回答だけが返してくる。でも、その話に興味がある人は「行ったことあるよ。この間もね埼玉の方にゴルフにいってさ」と自分から追加の話をしてくれる。それが話したい証拠。

あとは、すごくシンプル。相手が追加で話したことにオープンクエスチョンで応えていけばいい。オープンクエスチョンというのは、相手がYES・NO以外で返す質問のこと。

たとえば、「さいきん埼玉の方にいったんですね。いかがでしたか?」とか。反対にYES・NOで返せる質問がクローズドクエスチョン。「さいきん埼玉の方にいったんですね。天気はよかったですか」というのがクローズドクエスチョン。相手は「よかった」「悪かった」の回答をすることになる。

クローズドクエスチョンだと、なかなか相手が話したいことを話しづらい。だって、ピンポイントに正しい質問を投げなきゃいけないから。上の例なら、相手は天気の話をしたいとはかぎらない。一方、オープンクエスチョンで漠然とした質問を投げると、相手は好きに返事ができるから、自分の話したい話をしやすくなる。

人に楽しく話してもらいたいときは、相手が興味がある話題を探して、オープンクエスチョンで深堀してあげる。そしたら、相手は気持ちよく話すことができる。



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