見出し画像

愛しい朝活、珍しくポジティブ。

私は典型的な夜型人間です。

 朝早起きするのは苦手だし、休日は予定がなかったら昼下がりまで寝ているし、平日は5度の目覚ましを得てやっとの思いで目を覚ます。

 夜のゆったりとした時間が好きだし、疲れが溜まっているので仕方ないよね、と言い訳をしながら日々を過ごす。

 でも、朝目を覚まして少し読書をしたり、いつもなら夜に回す洗濯は朝行うと柔軟剤のいい匂いで幸せになる。

 朝の紅茶も、柔らかい光も、柔軟剤の香りも、ゆっくり堪能する朝ごはんも、朝特有の透明感のある空気も、全てが愛しく感じる。

 好きなライバーの朝配信を見たり、ジャズを聞いたり、ポッドキャストを聞いたり、霧かかった頭を起こしていく。

 夜は将来のことを考えて不安になってしまうが、朝は自然と前向きになっている。今日は何をしようかな。

 お散歩をしてみようか。自炊を頑張ってみようか。パン屋さんに行ってみようか。部屋のお掃除をしてみようか。なんでもできる気がする。

 そろそろ仕事に行かなきゃ。打ち合わせが入っているんだった。ちょっと早めに準備して議題をまとめておかないと。

 最近はフライパンで卵焼きを作れるようになった。新しいまな板が届くのが楽しみ。母にもらった和紅茶が美味しい。そろそろ服を作りたいな。 

 夜寝付けない時、どうしても自分の将来が不安になる。これからどう生きていこう。転職怖いな。周りの人に嫌われたらどうしよう。誰か自分のことを必要として欲しい、ここにいてもいいと言って欲しい。いつまでも今の生活ができるわけじゃない。ずっと今の生活を続けたいのに、とか。

 自分は年齢だけ一丁前に歳をとって、精神は大人になれていなくて、周てよくできた人を見ては「自分ってなんでこんなに幼稚でダメな人間なんだろう。」と思ってしまう。

 でも、もし今の自分を18歳の自分が見たら「いいやん!」と言ってくれそうだなと思う。自分の好きなことを仕事にできているし。
 
 服もちゃんと作れるようになったし。一人暮らしだってしているし、インテリアもキッチン周りも、水回りもちゃんと綺麗。服装だって好きな服を着られているし、編み物もできるようになった。

 何より人間不信だった自分に、対等でいてくれる信頼できる友人ができた。学校が嫌いだったので「え、教育現場で働いてんの、、?」と顰めっ面されそうだけど。世間体を重視する我が家で育ったので何だかんだ納得しそう。

 案外悪くないな自分。と思える生活ができている。今日は転職候補の企業説明会に行く。閑散期の今こそ有休消化をしておこう。帰り道はどこに寄り道しようかな。

精神が辛くなったBADな時ほど朝の優しさに触れていたい。

本日もご清聴ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?