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春は本を持ってピクニックへ行こう

暖かい日差しが気持ちい季節となりました。

何度目の春がやってきたのでしょうか。今年の春はいつもよりもなんだか肩の荷が軽いです。

ようやく長い冬を越そうとしています。皆さんは春のご予定はありますか。
私はもっぱらインドア派なのですが、本と旅と服が好きなので友人とピクニックに行きました。

前日の夕方に急遽決まったこのイベント、本当に楽しみで仕方なかったんです。

友人はサンドイッチを、私はおかずを持ち寄って、和紅茶を水筒に入れていざ出陣。

綺麗な川沿いの公園を歩き、良さげなベンチで写真を撮り、待ちに待ったランチタイム。

友人作のサンドイッチはパンの耳が落とされている。カラシマヨネーズのピリ辛具合が心地良い。鼻に抜けるマーガリンの風味も感じる。
フレッシュな野菜のBLサンド、半熟卵サンド、クリームチーズとベリージャムのデザートサンド。ピクニック仕様に黄色のチェック柄の容器に入れられたそれらは、色とりどりの春を感じさせる。

どれも丁寧に作られていて、味付けのバランスも絶妙。なんて幸せな日なんだ。

私が作ったおかずは、塩麹を使用している。
前日の晩から漬け込んだ鶏胸肉の塩麹焼き、にんじんの酢の物、さつまいものポテトサラダ、塩麹と少しの砂糖で味付けした卵焼き、隙間うめのブロッコリー。

塩麹の使い方を少しずつわかってきた気がする。友人も美味しいと言ってくれて嬉しかった。特に評判だったのは卵焼き。
友人は甘い卵焼き派で、基本的に卵焼きをおかずにしてお米は食べられないみたいだけど、これならおかずになる!どんどん食べられる!と言ってくれた。

私は自分のための食事は手を抜きがちなので、一緒にご飯を食べてくれる友人には感謝しています。日頃から丁寧な生活したいんだけどなあ。

ランチの後は川沿いを散歩して、行ってみたかった古本屋に行き、ベンチで人間観察をしていました。土曜日だったのでお子さん連れの家族が多かったり、学校帰りの学生さんや、犬の散歩をするご婦人など、老若男女様々な方が集っていました。

仕事のことや、プライベートのことなど、たくさん話せました。

そして、日が暮れた頃に、「まだ本を読んでいない!」と急いでスタバへ。
友人は新作のフラペチーノ、私はウーロンミルクティーを注文。
席ではのんびり読書をして、たまに喋って。

読書は孤独の作業だ、と思っていました。でも、誰かと一緒に本を読むのもまた違う楽しみがあります。例えば、小説に出てきた「朝起きて飲むお茶がすぐに決まった日はいい1日だと思う」という表現について自分はあまり納得できなかったのだけど、友人に聞いてみると「わかる気がする」と違う意見が出てきて、そこから話が広がります。(脱線しているとも言える)
誰かと感想や疑問を共有できるのは楽しいなと学びました。

解散前に無印でちょっとお買い物を。次の日のおやつを一つと、黒豆茶、その他消耗品を買い足して。友人も化粧水類と消耗品を購入。

すっかり日が暮れた頃に解散。家が近いので途中まで一緒に歩いてまたおしゃべり。

なんて有意義な1日なんでしょうか。またこんな日が訪れて欲しいものです。

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