ヒップアップ最強種目は何?解剖学的に解説!
今回はヒップアップのための大殿筋のトレーニング6種目を解剖学的に比較をしていきます。
自宅から出来る種目からウエイトを使うものまで、理論的にどの種目がヒップアップに適しているかを解説していきたいと思います。
大殿筋概要
まずヒップアップのためには大殿筋について知っておきましょう。
大殿筋はお尻の最も表層にある筋肉で、単一筋としては人の身体で最も面積が大きい筋肉です。
〇起始
腸骨外面、仙骨後面、腰背筋膜
〇停止
大腿骨の殿筋粗面、腸脛靭帯(大腿筋膜)
〇作用
股関節の伸展、外転、外旋、内旋の補助、(骨盤の後傾)
ヒップアップのトレーニング選択で考える事
ヒップアップでの大殿筋を鍛えるという条件においては、どの良ような動きの際に効くのかが重要となってきます。
歩行の動作だと脚を後ろに伸ばした時の伸展ではなく、股関節が屈曲位の状態でかかとが地面に接地する瞬間から足の裏が付き終わるまでの瞬間に、大殿筋が伸ばされながら力を発揮します。
このことから大殿筋は積極的に股関節を伸展させて縮めるような短縮性の収縮(コンセントリック)よりも、股関節が曲がって大殿筋が耐えながら伸ばされるような伸張性の収縮(エキセントリック)の方が効率よく鍛えることができる動きになります。
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