イベント「noteの躍進を支えた”定性と定量の甘い関係” 」の資料と動画を公開します
こんにちはHikaru Kashidaです。
先日、noteを運営しているピースオブケイク社で、講演イベント「noteの躍進を支えた”定性と定量の甘い関係” 」を開催しました。
これは、noteの成長にそれぞれ違った面からコミットしている樫田(主に定量/データ/グロースなどを担当)と 深津 (主に定性/世界観/UXを担当)がそれぞれの立場からサービスを成長させるための考えを語るといったものになっています。
イベントで話す深津と樫田
手前はモデレータの松下(デザイナー)
キーワードは「甘い関係」です。
世間の一部では、「定性と定量」というと"水と油"というか、相容れづらいもの・両立することが難しく互いにわかりあえないものとして一種の対立構造のように捉えられているフシがあるように思います。
しかし、僕も深津さんもこの対立構造については、本質的には無意味なものだと考えています。
noteではこの一見対立する/しかし双方ともにとても重要なふたつの要素をうまくフュージョン(甘い関係)することにより、より有機的なサービス成長と強い開発チームを作ることを目指しています。
これについては、イベントの告知文や、僕自身のnote顧問就任時のリリース文でも表明しています。
※ 本イベント告知文より抜粋
....サービスの設計において、何をするべきかの優先順位/やるやらないの意思決定をすることは常に困難です。サービスの設計において、何をするべきかの優先順位/やるやらないの意思決定をすることは常に困難です。
noteではCXOの存在によって、その世界観に照らし合わせて考えることで開発の意思決定をドライブしてきましたが、より客観的なユーザの声の集合体、つまり「データ」を併用することでさらに精度の高い意思決定を加速するアプローチにも取り組み始めています。
※顧問就任時リリースコメントより抜粋
.....一般的に「サービスのグロース」と「ユーザ体験」は一種のトレードオフの関係にあると捉えられがちですが、noteでは、その両立かついずれも高い水準での実現が可能だと証明していきます。
さて前置きが長くなりましたが、そんな趣旨でつけたタイトル名のもと開催された本イベントは多くの方にご来場いただきとても好評でした。
ありがたいことに大変多くの方にご応募もいただき、参加倍率も高かっただけに、ご来場いただけなかった方もたくさん出てしまいました。
そういった未参加者、また来場いただいたけどスライドなどをもっとちゃんと見たかったという方のために、チーム内で話して当日の発表スライドと動画をノーカットで公表することにしました。
noteの企画を作る際に行った分析の実数や、意思決定に際して樫田/深津がどのようにインタラクションしているか、などを公開しています。
少しでも参考にしていただけると幸いです。
動画はこちらです。(1時間40分)
また、ご来場いただいた皆さんから多くのレポートを頂いております。
本当にありがとうございました。
noteでは、これからもサービスを良くするために様々な取り組みや分析/企画などを行っていく予定です。面白い取り組みやみなさまに共有したいことがある時にはまたイベントなどを開かせていただきたいと思ってますので、よろしくどうぞ!
いつも読んでくださってありがとうございます。 サポートいただいたお代は、執筆時に使っている近所のお気に入りのカフェへのお布施にさせていただきます。