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メロスと真逆の太宰

高校卒業後、
親と揉めて家出した。

合格した大学に行かずに、
新聞配達店に住み込み、
予備校に通いながら、
新聞奨学生をやっていた。

新聞配達店の都合で、
配属店が変更になり、
同じ奨学生の男性と
2人暮らしのシェア生活になった。

その同居している彼は
太宰ファンだった。

太宰の自殺した命日は
「桜桃忌」と名付けられ、
イベントがあることを
夜ご飯を食べながら
同居人に教えてもらった。

同居人は、
新聞奨学生のキツサさに、
途中で脱落し、
借金だけ背負わせられた。

ぽつんと一人取り残された形で、
初めての一人暮らしがスタートした。

太宰好きな人とは
いろいろ縁があり、
思い出すエピソードも多い。

太宰が自殺した玉川上水は
近年は水量が少なくなり、
とても自殺したとは感じられない
緑地帯になっていて、
お気に入りのサイクリングコースだった。

玉川上水近辺の桜はとてもきれいだったなと
Noteの他の人の桜写真投稿で思い出した。


こちらの文章、
とても面白く読んだ。

「会ってくれないと自殺する」
とごり押しして、
尊敬する師匠と会う太宰。

借金作り、
友を残して、
戻らない太宰。

確かに約束を守る
メロスと大違い。

小説の理想の姿だったのかな。


明日3月31日で
入学手続き締切りの大学もある。

前日の今日の夜になっても…
「まだ迷ってます」
とメッセージだけ残して、
その後、ぷっつり音信普通の
元教え子様。
明日、一体どんな選択肢を取ることやら。

合格♪でルンルンになってくれても
良いはずなのに、
今もあれこれ、
悩んでいるんだろうな。

どんな道がベストなのかは
よくわからないけど…

過去に大学合格やら
試験合格やらを
ぶん投げて来た
過去のある自分のことも
あれこれ思い出す。

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