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ひきこもりだった頃

まだちゃんと話せないことに、ひきこもりだった頃のことがある。どうしてそうなったのか、と聞かれたら、本当に家から出られなくなった最後の6年間は、仕事の挫折があったからだけど。私は恋もしたし、友達もいたし、仕事もしたけど、いつからひきこもりだったかと言われたら、小学5年生で不登校になってからずっとだった、と答える。社会や人から距離を置いて生きてきたからだ。

誰にも本当の自分を見せられないまま、こうして双極性障害やパニック障害などの療養生活をするようになって、これを書いている時点で4年目を迎える。ネットがあったから少しづつ、ありのままの素直な自分を話せるようになった。それには人との出会いも大きかった。

ひきこもりだった頃の自分、はまだ直視できないけど、向き合っていかなくちゃいけないと思っている。自分を俯瞰する意味でも「書く」ことは続けたい。それが少しでも誰かのためになったら、と思う。

6年間ひきこもりだった頃

これからどうしよう、どうしよう、って焦っている間に、時間だけがどんどん過ぎていった。体調によっては、ずっと布団に横になっていて、その時間も長かったと思う。「なんとかしなきゃ」「自立しなければ」という強い焦りで、自宅でお仕事をしようとしたこともあったけど、その時は挫折してしまった。どれもうまくいかないような気がしてしまった。

いまでは、1つづつ積み重ねること、と言えるけど、その時はどうしたらいいのかもわからなくて、何かを始めては挫折する、という負のループに陥っていた。

最後には意欲も思考力も落ちて、首を吊ることを考え始めていた。前々から、もう何をしても無駄だと感じていて、生きることを諦めようとしていた。

その矢先に、2人暮らしだった母が亡くなった。

いま思うこと

ひきこもりだった長い時間を、自分は無駄だったと言いたくないし、したくないと思う。この経験を誰かのために活かしたい。そのためにも活動をしていきたいです。

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