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ハシリコミーズ/下北沢LIVE HAUS
5月27日、秋山璃月主催、ハシリコミーズ、ケバブジョンソンによる「Naked whistle」が、下北沢LIVE HAUSにて行われた。
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01.プレハブ
02.インターバル
03.溜息ソング
04.Tokyo city
05.ジャンゴ
06.恥をかくより汗をかこう
07.エビスダンス
08.たまには下と比べましょう
09.金持ち東大前
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”プレハブ”が始まれば、私たちはにやにやしてしまう。きっと一人残らずにやけて、コーラを飲む。知りもしないバブルの泡を唇に干上がらせながら。”インターバル”が始まると、胃がくくっとなる。「無理しよう」ってこんなにも素晴らしい日本語なのか。もし、この音楽を、若さゆえの...などと評価する人がいるなら、《お前の持論なんて聞きたくねえよ馬鹿野郎 》と思ってしまうかもしれない。言いたくても言えない言葉を、私たちの代わりに言ってくれる。それだけで、救われるものが確かにあるのだ。"ジャンゴ”、全てが最高だ。彼は、自分自身の気持ちの歌っているのかもしれないが、私たちの生活を見透かしている。この曲を聴いて、ふらふら帰る帰り道を知っている。ぐんぐん上がっていく速度は、そのままで、乗せられるのもは全てのせて進む。私たちが売れ残り金魚だとしても、すくいあげて、すごい速さで進む。そんなことは、ハシリコミーズの音楽を前にすれば、無意味なのだ。"金持ち東大前"ではバイト終わり、連絡もせずに、あの娘の家まで行ってしまったが、なんとなく怖くなって、ピンポンもせずに帰る感じ。なんとも言えない、けれど、確かにある、あの感じが、ハシリコミーズの中にずっとあってたまらなく嬉しい。
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私たちの鬱憤は、社会のものでも、大人のものでもなく私たちだけのものだ。
考え尽くしてもいいし、誰かに見せてもいい。一緒に踊り明かすことだって上手くやればきっとできる。そんな生活の隙間に、ハシリコミーズがいてくれれば、それはもうこの上ないことである。(ひお)
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写真 フジムラヒヨリ @hiyo_style
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