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リーダーは主導的に動く人

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

「主導的に動く」ラグビーで大活躍した元日本代表の田沼広之氏と、トークセッションをしました。

「これからの人材育成について」がテーマで、田沼氏に私は「これからのリーダーの人材育成について必要ですか」と質問すると、「伴走できるリーダーが望ましい」と言っていました。

主導的にポジションで育成が理想であると考えました。
「主導的」の「主導」とは、「物事の中心となり、他を導くこと」ということであり、これを踏まえて「主導的に動く」には、「自分が中心になり、周囲を導き動かすように、動く」という意味があります。

このように、「主導的に動く」には、他の人の命令などによって動くのではなく、自分が中心となって、周囲の人たちをも導くことができるくらいの気持ちと覚悟で、何かをするという意味があります。

「主導的に動く」という言葉には、「物事の中心となる」「周囲の人を導く」という覚悟を持ちながら動くという意味があります。
ビジネスの場面で使われることが多く、意味を間違えている場合もあります。

多くの場合「自分の意志や判断によって、動くようする」という意味で捉えていると考えられ、「周囲の人を導く」というところまで、考えが及んでいないと考えることができます。
これは「主体的に動く」という言葉と混同しているためではないでしょうか。

「主体的に動く」という言葉には、「他の人の命令や意見が出るのを待たず、自分の意志や判断で、物事を進めていく」という意味があるためです。

「主導的に動く」には、さらに「周囲を導く」という意味が含まれていると覚えておくといいでしょう。」
「主導的に動く」という言葉が使われるのは、ビジネスシーンが多くなります。

また、一人前になった社員に対して使われることが多いでしょう。

先述したが「主体的に動く」ようになった社員に対して、管理職になることも見据えて、「主導的に動く」よう、促します。
いわばこの言葉を聞くときには、社会人としてレベルアップをしたということになります。
後輩社員ができたとき、上司が部下に「自分の仕事を一生懸命こなすだけでなく、これからは主導的に動くことが大切だ」などと言います。
「あいつは主導的に動けるようになった」「主導的に動けたら、本物だ」といった使い方をします。

「主導的に動く」の類語として、「率先垂範」があります。
四文字熟語の「率先垂範」は「そっせんすいはん」と読みます。
「率先垂範」には「先頭に立ち、模範を示すこと」という意味があります。

この言葉もビジネスシーンで使われることが多く、人の前に立って、自ら模範を示しながら動くことという意味があります。
「主導的に動く」という言葉についてみてきました。

ビジネスシーンにおいて、自分の仕事を頑張るだけでなく、周囲も導けるよう、後輩や部下などを指導するようなときに、「主導的に動く」という言葉を使ってみましょう。


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