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スクラムヒューマンパワーの経営は他者志向的動機に向けて舵を切ります!

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

他者志向的動機とは、「自己決定的でありながら、
同時に人の願いや期待に応えることを自分に課して、
努力し続けるといった意欲の姿」を指します。
例えば 人によっては、「自分の為だけでは挫折しやすいが、
他人の為ならば頑張れる」というタイプの方もいるかもしれません。
周りの人に喜んでもらえることを達成することで、
結果的に自分の成長につながります。

先日都内の渋い喫茶店で、すでに引退していますが、
長年に渡って会社経営に携わってきた元経営者の方にお会いしました。
美味しいコーヒーを飲みながら、私の創業の目的、
創業からの事業報告と、3年後までの事業計画をお話しました。

その方から、
「日原君は、どんな会社を考えているんだい?」と聞かれ、
「人を一番に大切にする会社を創りたいです!」と答えました。
さらにその勢いで
「ぜひ、スクラムヒューマンパワーにご支援をお願いできませんか?」
とお願いをしました。

「わかりました」と快諾いただいたときには、
ホットコーヒーは冷め、私は熱弁の為か冬なのに汗をかいていました。
元経営者の方は、40年以上の経営を振り返り、
私たちに経営について、ゆっくりと優しい口調でお話してくださいました。
愛と調和について話され、その方は「ギバー(与える人)」であったと、
ずっと「他者志向型の経営をされていたんだ!」と確信しました。

人にはもって生まれた特性があり、
「ギバー」「マッチャー」「テイカー」のいずれかに分かれます。
この「ギバー」「マッチャー」「テイカー」というのは、
アメリカの組織心理学者アダム・グラント氏が著書
「GIVE & TAKE」で提唱された概念です。

ギバーとは「与える人」、テイカーは奪う人、
そしてマッチャ―は「バランスを考える人」を指します。

もう少し詳しく言うと、ギバー「与える人」は、
他人を中心に考え、与えることに対して見返りを求めることがない、
エンジェル投資家タイプになります。
自分の時間やエネルギー、知識、アイデア、
人脈を惜しみなく人と分かち合おうとし、
積極的にチームのことだけ考え、動くリーダータイプです。

ギバーは2つのタイプに分けることができ、
自分の利益に無頓着で人に与えるばかりで
自分の利益を損なってしまう「自己犠牲型」と
自分の利益と他人の利益の双方をしっかりと考え、
受け取るよりも多くを与えながら、しっかりと他者からの還元を受け取り、自分の利益を損なわない「他者思考型」です。

テイカー「奪う人」は、与えるよりも多くを人から受け取ろうとする、
与えること=損をすると考えるタイプです。
自分の利益を優先し、自分が有益になるようにもっていき、
人をコントロールして、
いかに自分が利益を得られるかを常に考えるタイプです。
自分が成功するためには、人より上に立たなければならないと考え、
競争社会の中で常に生きているのでとても用心深く、
肉食動物のように弱肉強食を常に考え、
騙し騙されというような思考が強いタイプを指します。

マッチャ―「バランスをとる人」は、ギバーとテイカーの中間の存在で、
与えることと受け取るバランスを取ろうとします。
常に中立でいたがり、その中に自分の居場所を見つけるタイプです。
恒の公平という概念に基づいて行動するため、
双方の意見を常に考えて行動するタイプです。
相手の出方に合わせて助けたり、しっぺ返しをしたりと、
立ち位置を変えていきます。

ビジネスにおいては一番成功するのは、「他者思考型」のギバーで、
一番失敗するのは「自己犠牲型」のギバーであると
アダム・グランドは記しています。

これからの時代は他者志向の思いやりの発想と、
コミュニケーションが仕事の成功をもたらし、
与える人ギバーがリーダーとして活躍する時代です。
スクラムヒューマンパワーは「人にフォーカスする会社」として、
他者志向型の組織を目指します!!

次回、どのように他者志向型へ向かっていくかをお伝えいたします!


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