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スポーツにメンタルトレーニングが必要な理由 後編

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

「アスリートは一般人よりもメンタルが強い」と
思っている方も多くいるのではないでしょうか。
自分が置かれた状況をいかに受け止めるか、
監督やコーチの言葉をどう感じて、
どう消化して体現していくかというメンタルにおいては、
普通の人もアスリートもそれほど変わりはありません。

アスリートのメンタルが強いように感じたのであれば、
フィジカルと同時にメンタルも鍛えたからです。

自分でコントロールできることと、できないことを明確にし、
自分がコントロールできることに集中して取り組むという切り替えです。
恐怖心の克服と言い換えてもいいかもしれません。

例えば「相手が大きい」「スピードが速い」ということは、
自分ではどうすることもできないことです。
相手を小さくすることも、遅くすることもできません。
それに対して、自分がコントロールできることはどうでしょうか?

「フィジカルを鍛える」「体重を増やす」ことに専念し、
相手との体格差を埋めることや、
「疲労をうまくとり、リカバリーする」ことに取り組み、
ベストな状態で試合に臨むように
持っていくことは可能ではないでしょうか。

オンとオフの切り替えがうまくできるようになること、
試合においてベストのパフォーマンスを発揮するためには、
心拍数が増えてドキドキする、呼吸が荒くなるなどのフィジカルの不安と、
ストレス、恐怖感などのメンタルの不安を最善の状態にするため、
上手にコントロールすることが大切になります。

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そのための方法が、実験や統計の積み重ねによって
導き出された理論として研究を続けられています。
スポーツにおける栄養学や社会学と同じく、スポーツ科学の領域として、
人のスポーツにおける行動を、心理学的側面から研究され続けています。
それがメンタルトレーニングなのです。

メンタルトレーニングは成果が見えにくいものなので、
おろそかにしてしまいがちです。
しかし、取り組むか取り組まないかで、大きな違いがあるんです。
不安や課題に対して、丸腰で挑むのではなく、
不安や課題にたいして、効果的なアプローチができるよう、
なんらかの道具を準備して取り組むことができるようになる
のです。

スポーツに限らず、ビジネスや教育、
様々なことに応用できると思えませんか?

スクラムヒューマンパワーでは、
アスリート関係のコーチングも行っております。
フィジカルと同様に、強いメンタルも作っていきましょう!


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