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エンパワーメントが組織を成長させる

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

社会人ラグビーの監督、14年間、最後の3年間は、ほとんどヘッドコーチ、アシスタントコーチ、キャプテン、主務、副務に権限と責任を委譲し、私は少し高いところからチームを俯瞰して眺めていました。

ラグビー選手として『ラグビーとは何か』そして『ラグビー選手に何かできるのか』監督としてチームの価値を高めるには、『信は力なり』信頼とリスペクトでした。
メンバーの話を傾聴し、共感する。
選手の力で最高にチームをつくる。
最後の監督時代は、メンバーはラグビープレーヤーとして成熟していました。
経験と知識とモチベーションをさらに高めることで驚異的力が発揮できるではないかそんな最中、エンパワーメントという考え方を出会いました。
エンパワーメントとは、 人が持っている力を引き出し、湧き出させることまた、 個人・組織の潜在能力を発揮させる考え方を言います。
教育や社会運動、市民活動など、様々な分野で使われており、広義の意味では、エンパワーメントとは「人間は一人ひとりが本来素晴らしい潜在能力を有している」という前提のもと、 その力を能動的に湧き出させ、顕在化させることです。

エンパワーメントには、次の3つのポイントがあります。
1. 正確な情報をメンバーと共有する
2. 境界線を明確して自主的、主体的、自立的な取り組みを促す
3. 階層組織をセルフマネジメント・チームに変化する

チームの情報を共有して、信頼関係を構築する階層組織の思考を廃止して、メンバーが参加型意識をもって決断、思考、実行することを促す。
失敗、敗戦を学習の機会として考える。
そのためにはチームの理念、ビジョン目的・目標を設定するメンバーが自分の目的・目標と役割を明確に実行できるように支援する・チームの行動の根底にある基軸、価値観を定義する。
カルチャーが根付くルールを定める。
いい加減に、行動を自由に提供する。
メンバーがチームスキルを学ぶ高め合う。
チームは自主、主体、自立するよう意志と愛の力を深める難易度の高い目標を設定するとチームは覚悟は決まり、困難を楽しみようになる。

最初は、エンパワーメントが発揮できたわけではなく、なれ合いになり、ルールも守れない。途中で何度も諦めそうになりましたが、そこはあきらめずに最高のチームをつくりたいという願望を持ち、じっくり腰を据えて取り組んできたので、14年も監督続けることになりました。
今振り返るとすばらしい経験と人材育成の知識が高まりました。これから再びスクラムヒューマンパワーの事業に於いてエンパワーメントを発揮し、高い成果を得て地域を盛り上げていきます。


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