見出し画像

痛みを恐れていたら、いつまでも変わることができません!

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

創業しても財務体質が良くなければ、企業も存続できず経営も続きません。
起業したけれど、どのようにして資金を確保したら良いでしょうか。
銀行に行き、商工会にも加盟しました。
創業計画表作成の為、保証協会から中小企業診断士の指導の元、
3年収支表を作成し、個人事業主として借入することができました。

コロナ禍の影響か、様々な企業で売り上げが下がっています。
売り上げの良い大企業にはメガバンクが安定して資金を貸してくれますが、中小企業、また創業間もないベンチャー企業は、
信頼を得るだけでも悪戦苦闘です。

しかし私は創業したことを後悔していません。
法人化してから毎日、ほとんど休みもなく仕事をしていますが、
苦痛ではありません。
ビジョン、目的、目標、使命、ミッションが明確なんです。
どうしても不安は感じてしまいますが、不満は全くありません。

私の一番の仕事は現場に出て営業をすることです。
最近では敢えて会社の資料を持っていかないことにしています。
事業を自分の言葉だけで説明します。説得力です。話はなるべく3分以内にまとめるようにします。「顧客のニーズはなにか、私たちが貢献できることはなんだろうか。」傾聴しながら右脳でイメージします。

私は左利きなので、論理的思考よりも、直観に従って行動するタイプです。
算数まではなんとなくついていけたのですが、
数学になってからはテストのスコアは褒められたものではありません。
半面社会、特に歴史は好きでよい成績を収めることができました。
なんとなくお気付きかもしれませんが、
時代を動かす戦国武将が大好きです。
リーダーの采配がどんなものか、非常に関心を持って学んでいました。

今もそうです。現場に出向いて、経営者の考えを聴き、
人事総務で採用や人材育成に困っていることがないか、
職場の雰囲気はどうなのかを、360℃、俯瞰して見渡します。
5感をフル活用して会社のニーズを探ります。これ以上は企業秘密です 笑。
幸いスクラムヒューマンパワーのメンバーには左脳型、
論理的思考が強い人が多くいるため、
会社としてのバランスは取れています。

しかし事業展開が明るくても、運転資金が潤沢でないと、
会社は倒産してしまいます。
なるべく銀行へ行く用事があるときは、
私自らが赴き、担当者を捕まえて事業展開を報告、
支店長にも挨拶するようにします。

「痛みを避けて、快楽は得られない」と、
若いころは強烈なウエイトトレーニングをしました。
特にスクワットのトレーニングは、
2日後には強烈な痛みを実感できました。
もちろんトレーニングは、「ルーの法則」の原理・原則に基づいてです。

ルーの法則とは、ヴィルヘルム・ルーが唱えた
『ヒトの器官・機能は、適度に使えば発達し、使わなければ退化・萎縮する、過度に使い過ぎると障害を起こす』という考えに基づいた理論です。

トレーニングと同じく、経営にも原理・原則があります。
毎日が、経営体質を強化するためのトレーニングです。
「日原さんは、創業したばかりにしては、もう随分と経営をやっていたかのように思いますよ」と、訪問先のとある社長に言われたこともあります。
嬉しく思う反面、過信してはいけないと戒めます。
営業、資金繰り、サービス開発、理念づくり、マーケティング、
イノベーション、人材育成、まだまだ、やることはたくさんあります。

もちろん、頼りになる経営者の先輩方に相談することもあります。
しかし都合のよいことばかり相談していては鍛えられません。
「自分にとっての痛みを伴う答えを得る」ことが
本当の相談なんだと思います。
会社を存続させて維持するためには、まず矢面に立ちます。
もちろん、時には厳しい判断も覚悟しなければなりません。
ラグビーの監督時代の、試合出場メンバーを決めるときと一緒ですね。
監督も経営者も、決断するときは孤独です。


サポートいただけたら幸いです。 よりよい学びや情報をお届けするために使わせていただきます。