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 上杉謙信のあふれるお金の力

上杉謙信。戦の天才。

 一方、武田信玄。父親、信虎を追い出し、家督を継ぎ、信濃に進攻し、
ドンドン、領土を広げていった。

 武田信玄に信濃から追い出された
村上義清らが、上杉謙信に泣きついた。

 上杉謙信は、人から頼まれたら
嫌とは言えない、義の人。

 そこで、起こったのが、6回の川中島の戦い。

 武田信玄は、熟慮して考える 理の人。
 上杉謙信は、ヒラメキで行動する義の人。
 その天才同士の謙信と信玄が隣り合わせの土地にいたのが、面白い。

 上杉謙信の経済の寄りどころは、
越後の直江津、柏崎の港で積み出す船に
税をかけて、現在の金額にして、
年間、なんと、50億円の収入があった。
 また、越後の特産品の越後上布は、
上杉家の専売であった。

 上杉の交易利権の収入は、すごかった。
 
 武田信玄は、領土に海がない。
上杉の交易利権は、欲しかったであろう。
 
 何をするにしても、経済力というのは、ついてまわる。

 お金は、無いより有ったほうが、
選択肢も広がる。
 
 わたしが、商売を考えるのは、
雇われて、稼ぐには限界があると
思うからだ。

 謙信が義のために、軍をうごかせたのも、溢れる経済力があったからである。

 私もそういう経済的基盤が欲しいと思う。



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