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愛燦燦

先週末に子どもたちと鬼ごっこを何回もして思ったことがあります。

カラダが重い。笑

去年あたりから約10㎏近く太りました。
1年近く10㎏の脂肪がついたまま過ごすことなんて稀でして・・・。

いつもであれば夏前には気合いが入ってダイエットを開始。
痩せるためにコツコツやっていくのです。

が、今年はなんだかやる気が起きず。

でも、動ける身体に戻したいのも事実。

食べたいけど、痩せたい。でも、タベタイ。
自分の欲に負けてしまう日々。
本気で打開策を考えないとなぁ・・・


筋トレが好きだ!
マッチョになりたい!とモチベーションが高いときは
筋トレYouTuberを観あさっていたし、
ボディメイクのコンテストもちょくちょく観戦に行っていた。

何が真実で、何が嘘かなんてわからないまま
ただひたすらにマッチョを追いかけていた。
サプリメントも食事の内容もトレーニングの方法もマッチョに習って
がむしゃらに自分で実践していた。

だがしかし、いつからだろうか。

ドーピングの存在を強く感じ始めたこと、
でかいマッチョにはなれないのだと思い始めてしまったのは。

努力をし続けていればいつかはたどり着けると信じていた。
でも、周りを見渡してみると
“ナチュラル”と言われている人たちは
自分が理想とする肉体とはかけ離れていて、明らかに細い。

理想としていた人のカラダは脂肪がないのにものすごく大きい。
薬の使用を公言している人もいれば、言わない人が混在していると噂の
とある大きな大会が大好きだった。

そんな中、トレーニングに対して熱量がピークになった時
資格の勉強を始め、トレーナーの現実を知る。
良いトレーナーが身体が大きいわけでもない、
ボディメイクでの実績がある人がちゃんとした知識を持ったり
資格を持っているわけではないこと。

取得後、トレーニングジムで働き始め、
改めて仕事と食事の管理、筋トレ、プライベートの時間の確保の難しさを知る。
ジムでは数時間の勤務だったため、生活のために掛け持ち。
プライベートの時間が数時間しかない、
SNSを漁っても食べている量も多くはないのに運動量は高強度のレベル。

食べてトレーニングも必死にやっているのに
大きくなるどころか自分の身体はどんどん小さくなっていった。
どこからそのエネルギーが湧いて出てくるのか。
なぜ、自分より圧倒的に忙しい憧れの人たちが
そんな生活の中で身体がでかくなるのか、疑問だった。

自分のリズムを取り戻し、トレーニングが楽しくなるまで
少し業界から離れていた。

が、楽しくなってくると、やっぱりトレーニングの知識や技量を学ぶには
環境を大切にしなければ!という気持ちが湧き出てきて
パーソナルジムで働き始め、時間の確保の難しさ、不自由さを再び知る。

プラスして、
大会を優勝する人の身体が理想や憧れの何倍も小さかったこと、
地方大会では細い身体でも優勝でき、絞りが甘くても入賞できる。
なんなら参加しただけでエントリーが少ないため優勝できてしまう。
そんな光景を目の当たりにした。

そこから何日も経たずに
○○は薬を使っている、やってるって教えてもらったなど
本人の口からではないものの不思議な噂話を耳にすることも多くなった。
使うとどんな作用があるのか、身体的特徴はどんなものか、など
勉強している間に
YouTubeや大会でもドーピング、薬の使用についてのものが
バンバン出てくるようになり

今では実際に大会を観に行かずとも映像だけでもわかるぐらい
少し前のトレーニーたちとは違う次元の肉体のデカさを持つ人たちがわんさかいて
都心部での大会はこんなに身体が大きくても勝てない、
入賞すらできない位置の人たちがたくさんいると。

一般の運動不足解消の人からプロまで
ボディメイクやトレーニングに携わる様々な人を
実際に近くで見てきたからこそ
見た目や雰囲気で仕草などで
どこのジムへ行っても大会を観てもなんとなく異常さがわかってしまう。


使っていないであろう人たちの中に、自分の理想形は誰一人としていなかった。
自分の理想形マッチョになるには確実にドーピングしないといけないんだろうなと。
そんな現実をみてしまって、分かってしまったから
きっと前よりも純粋な気持ちでトレーニングに足が進めることが
できなくなってしまった。

“ 現実をみる ”とは辛く、苦しく、時に儚いものですね。


自分の理想が打ちのめされるというのは哀しいものです。


P.S.

何の話をしていたんでしたっけ?笑

-END-





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