樋口あや

エッチな漫画も描ける女性向け漫画家 10数年ほど漫画アシスタントを経験し、その後ガラケ…

樋口あや

エッチな漫画も描ける女性向け漫画家 10数年ほど漫画アシスタントを経験し、その後ガラケー時代の携帯向け電子コミックの書き下ろしの仕事を経験して今も電子コミック中心でお仕事をしています。 45歳の頃乳がんで右を全摘出後、骨に転移、右腕リンパ浮腫を発症。51歳で舌癌初期・手術のみ。

最近の記事

うつ病患者の乳がん治療 〜理解されないつらさ

もう一軒の乳腺外科クリニックは前のクリニックの近くだけど小さな駅の真ん前にあった ここは通いやすそうだと思った 診察時間が終わった夜間にわざわざ時間を開けて待っていてくれた かなり忙しいクリニックでとにかく予約でいっぱいだったのだ 姉と母と義兄と四人で話をした 「なるほど、ではもうそちらの病院は行かなくていいですよ こちらで請求して診断書などを送ってもらうことにします」 ここの医師はわりと地元では有名な乳腺外科医で、手術を執刀してくれたC総合病院の乳腺外科医の先生ともわり

    • うつ病患者の乳がん治療 〜医者が怖いその2

      話は前後して申し訳ないのだけど、手術が終わって抗がん剤治療前に歯の治療のため歯科医に行った その時の医者からの説明が頭に入らず、とりあえず歯医者に行ってみた 近所の初見の歯医者だけどまぁいいだろう 行って説明すると歯医者は自信たっぷりに答えた 「がん患者の治療は前にも経験あるから安心しなさい」 「うちはなるべく歯を抜かないで治療するからね」 「元ある歯を大事にするから」 あとは他の歯医者でも説明されるようなエナメル質の歯がいかに丈夫か、虫歯菌が強力かと言う昔ながらの説明を受け

      • うつ病患者の乳がん治療 〜医者が怖い

        ちょっとタイトル変えてみました 記事書いてるうちになんで病気のエッセイやろうとしてたのか思い出してきました お医者さんが怖い 正直これが今もわたしの根幹にある 乳がんと判明した後日、今後の治療の流れなどの説明と相談をしにクリニックに訪れた 母と姉と姉の旦那さんが付き添いで来てくれた 情けないけど一人暮らしのうつ病患者は家族しか頼れる先がない わたし「ここは遠いのでできればもう少し近いところか行きやすい病院で治療を受けたいのですが…」 「たとえばA病院とかB病院とか大学病

        • 乳がん発見 その2

          その乳腺外科クリニックの待合所はめっちゃ空いていた 乳腺外科ってこんなもんなの? でも内科もあるのに珍しいな 程なく呼ばれてここに来た経緯を話した その後エコー検査 エコーの画面を見ながらそのお医者さんは顔を曇らせた 「通常なら別日を予約してもらうのですが、このまま午後に生検検査しましょう」 この言葉でやばいんだなと大体察しがついた なのにこの医者はさらに言葉を付け加えた 「めんどくさいからと言って検査に来られないと困るので」 うわ嫌味なこと言うな〜 3時間ほど駅前まで

        うつ病患者の乳がん治療 〜理解されないつらさ

          乳がん発見までの流れ

          最初は右胸の乳輪が痛くて気がついた …しこりがある… ネットで検索すると乳腺症と出る だよね!がんとかないない! いいですか?病気をネットで検索してはいけません 病院を受診しましょう とりあえず人間ドックでも受けるかと病院に電話すると 「痛みがあるなら受診してください!」 え?人間ドックでがんがわかったりするんじゃないの? とりあえず人間ドックじゃないの?と、予約を取り付ける 無知って恐ろしい…わたしはがんとわかるには細胞を取る検査「生検検査」をわかってなかった そしてこ

          乳がん発見までの流れ

          経歴

          過去のX(旧Twitter)などで常に自分語りしてるのですが、あらためて。 ガラケー時代からの携帯向けの電子コミックを書き下ろすお仕事を16〜17年ほどやってます。 その前にもティーンズラブというエッチな女性向け漫画を描いていたのですが、これはもう経歴に入れなくてもいいかな…とちょっと思ってます… ほとんど雑誌の厚み出すだけの人員だったので… 最初は女性向けのエロ漫画を描いていたのですが、その後進められて男性向けを描き始め、「女の体になったオレ」「透明になってヤってみた!