水道を10でひねっても(音圧のはなし)

音圧がなくても届く音楽と、音圧がないと話にならない音楽があり、
音圧がなくても(究極生音)どこでもやれる音楽は(ある意味において)強い、どこでもやるべきではない音楽は場所を選ばないとパフォーマンスが届かない。極端に言うと、爆音イヤフォンの音漏れクラブミュージックでは誰も踊れない。高ぶらない。水道を10でひねっても、ホースが詰まっててチョロチョロしか出てない。そんな水圧じゃ洗車もできない。(洗車の話はしてない)


サウンドシステムだけでなく、コンパクトなお店やとお客さんとの距離や、スピーカー位置、箱のサイズも関係するから、はじめての場所やと少しリスキー、鳴らしてみないと分からないなてのはある。

他に出てるアーティストがどんな音を鳴らしてるかが、判断基準としては分かりやすいか。

トラックを使い始めてから、お断りしてる場所がいくつかあって、それはそこのサウンドシステムや、環境が良い悪いのではなく、その店でやって欲しいアーティスト、パフォーマンスと、こちらがやりたいパフォーマンスが以前とは違ってきてしまっただけである。

トラックを今後も使うやろけど、音が出せるところでしっかりやりたい、たまに弾き語りはやるやろうけど。(弾き語りにしか感じ得ない興奮、高ぶりはたしかにある)

楽器自体にめちゃくちゃ興味あるっていうよりは全体でどう響くかに興味があって、mixなどもやっていく上でもっと追求したい。楽器もそうやけど、イコライジングや、タッチやったり、それに付随する手振り身ぶりだって、視覚的に音とひとつになって届くこともある。そんなことを考えてさらに深みにハマっていきたい


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