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LOCAL LIFEは生易しい生き方ではない。

この島に2013年にやって来て、10年計画を立てて7年目。
2020年は感染病から始まり生活スタイルが変わろうとしています。
今後ローカル移住はどうなるのでしょう。
わかったことは都市生活が長ければ長いほど、移住LOCAL LIFEは生易しい生き方ではないと言うこと。

リモート環境整備はチャンス
ソーシャルディスタンスは人口減少の地方では基本距離が保たれてますw
ネット通販使用は田舎で買えない必要なものは原則使用します。
何も生活は変わらない、むしろチャンスとさえ思います。

でも移住となると・・・・・・
都市生活で住宅ローンを組み便利な住環境を手に入れた人。
カード決済やローン支払い生活者、そんな人には私は耳の痛いことばかり言うのである。

今すぐローカルへと思う人の大半は、ローカル場所選びの一歩は「仕事=お金=人生」、その考えではローカルでは暮らしていけない事を思い知るでしょう。
多くの移住成功者は得意分野で自営に転ずるか、地域おこしや行政サポートの数年間の時間を使いながらその後補助金や助成金を使った手法を取る。

しかし・・・・
生活費を切り詰めながら、少々のものは我慢し、ローカルライフのカッコ良さを気取ったところで長続きはしないのである。
都市生活時代の生活スタイルの自分との戦い、毎月の支払い返済のために苦悩する。

「生活費の支出を減らせ」とか「国は税収のために動き、企業や銀行も多くの人が借金生活をしてくれることを願っている消費社会だぞ」ということが理解できる人にしかわからない現代社会。
今住んでいる場所や家や車に対する満足度が高い人ほど、私が言っていることは実行不可能だと思いますし、そんな人は本気で移住など口にしないでしょうね。

これからも地方移住は不可能ではなく、まずは第一歩、本来の消費行動を考えれば無駄な大量消費と浪費経済なんだと気がつく事で、何もない不便なローカルだからこそ強制的にお金を使わない生活になっていく。その生活で必要な生活費は自ずと減っていく。
都市生活よりも稼ぐ必要がなくなっていく事を知れば良い。
お金に代わり時間が手に入れられ、その時間を自分や家族のために使うもよし、新しい地域の事業などに投資することも出来るのである。
そこでお金は追いかけてはいけない事を一番に理解した人がローカルでは移住を成功させる。
不便を苦痛だったり不平不満になっている様ではローカルライフは厳しい物になっていくでしょう。

「不便はチャンス、苦悩は思考を変えるチャンス」
ローカルが便利になれば便利になる程、そこは思い描く様なローカルではなくなっている事に気がつく。
ローカルは人と人とがつながるネットワークである事を知るべき。

ローカルは不便のままをお金で解決ではなく人が解決する場所であり、その特性を維持し続けることが地方再生につながっていく、決してより良い社会へと誘う便利には気をつけたほうがいい、その便利な都市スタイルで今生活困窮や人口減少が始まっているのだから。