はねがわ

自称、フリースタイルサッカーフォトグラファー兼アマチュアサッカーライター。ちなみに「ア…

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自称、フリースタイルサッカーフォトグラファー兼アマチュアサッカーライター。ちなみに「アマチュアのサッカーライター」ではなく「アマチュアサッカーのライター」な模様… 「見に行くものは見たいもの」主義 動向はこちらより http://instagram.com/hane_gawa

最近の記事

秋田のスタジアム問題のその後、そしてその陰に潜む数々の「スタジアム問題予備軍」について、ちょっとだけ触れてみた、というお話

以前お話ししました、各地の新スタジアム建設計画についてのあれこれ。そのうち、秋田のケースで大きな動きがありましたので、ざっとお伝えしようと思います。 秋田の新スタジアム計画は、ブラウブリッツ秋田が2017年にJ3で優勝したものの、J2規格に沿ったスタジアムがなかったため昇格を断念したことでスタートしました。 当初は、現在のホームスタジアムであるソユーズスタジアムのある八橋運動公園内に新設するのが望ましいという流れでした。しかし、秋田県と秋田市との間で意見の相違があり、それか

    • あれから1年。定時制通信制サッカー大会の現在地について確認してきました、というお話

      昨年、今後の大会の運営が危ぶまれるとして試合会場で募金活動が行われていた、全国高等学校定時制通信制サッカー大会が今年も開催されましたので、開催地である清水まで行ってまいりました。 8/3 全国高等学校定時制通信制サッカー大会@清水ナショナルトレーニングセンター 日々輝学園 0-1 日々輝学園横浜、刈谷東(合同) 2-0 阪神昆陽、烏城 0-9 甲府工業 始発で出発し、静岡までは新幹線。そこから在来線に乗り換えて清水駅に着いたのは9時前でした。試合開始が9時30分だったので

      • リゾート感満載の土地で、アマチュアサッカーの限界点と、それに対して私たちはどう向き合っていくべきかについて、改めて真剣に考えてみたよ、というお話

        記事を書くのが予定より2週間くらい遅れてます…。前稿の仕上げが、オリンピックのおかげで大幅に遅れました(しかも20000字越え…笑)。ということで、全体的に遅れてますことをお詫びします。オリンピックのバカヤロウ〜!!(笑) 7月の第1週に武蔵野のホームゲームを見にいく予定でしたが、金曜の夜からやや体調が優れず、当日の朝4時に体温を測ったら37.5℃あったので遠征を断念。東京から最終便で高松に入り投宿。翌日の四国リーグ観戦予定でしたが、そちらもキャンセル。朝5時から飛行機のキ

        • 地域後発組クラブだからこそ出来ること、出来ないこと。そのあたりの切り分けをちゃんとしたうえで、正しく棲み分けることがこれからの10年、20年の課題になるのかな?などと漠然とそう感じたよ、というお話

          先日、全国社会人サッカー大会の東海予選にてキックオフ30分前に気温40℃を超えたので試合を中止、トーナメントのため次の代表決定戦へ進むチームを決めるための抽選を行い、東海リーグ所属のSS伊豆が敗れてしまうという事態がありました。 東海学生リーグに通っている身としていつも感じるのは、確かに住んでいる関西エリアも夏は非常に暑いのですが、それに負けずとも劣らないくらい名古屋を中心とした東海エリアも暑いのです。以前、8月の朝9時キックオフの試合が前半終了時にWGBTが基準値を超えた

        秋田のスタジアム問題のその後、そしてその陰に潜む数々の「スタジアム問題予備軍」について、ちょっとだけ触れてみた、というお話

        • あれから1年。定時制通信制サッカー大会の現在地について確認してきました、というお話

        • リゾート感満載の土地で、アマチュアサッカーの限界点と、それに対して私たちはどう向き合っていくべきかについて、改めて真剣に考えてみたよ、というお話

        • 地域後発組クラブだからこそ出来ること、出来ないこと。そのあたりの切り分けをちゃんとしたうえで、正しく棲み分けることがこれからの10年、20年の課題になるのかな?などと漠然とそう感じたよ、というお話

          近くて遠い存在だった北信越リーグに行ってみたら、いろんな出会いがあっておもしろかったよ、というお話

          今回のお話は、昨年の11月のある出会いから始まります。 昨年の地域リーグチャンピオンズリーグの1次ラウンド、彦根会場に行った時のこと。試合後に知人と飲みに行くことになり、その場で初見の方何人かとお話しをする機会がありました。そのうちのお一方、福井ユナイテッドの試合を見に来られていた、北信越リーグの別のチームのサポーターの方とお話しした際「北信越リーグってほとんど見たことないんですよね〜」と言ったら「じゃあ、ぜひ来てください!」との返答。「じゃあ、来年お伺いしますね〜」とその

          近くて遠い存在だった北信越リーグに行ってみたら、いろんな出会いがあっておもしろかったよ、というお話

          新しいスタジアムを見に行きながら、そこで見たクラブの姿から「2番手、3番手クラブ」のあり方について、ちょっと真剣に考えてみた、というお話

          天皇杯といえば一時期「ジャイアントキリング」というキーワードで世間に広く認知されたかと思います。かつての天皇杯は、どんなチームが県代表に勝ち上がるだろうかと胸躍らせワクワクし、実に楽しみな大会だったのでしたが、J3が各県の予選に出場するようになってからは、そのワクワク感が一気になくなってしまいました。それでも毎年会場には足を運びますが、2回戦以降はほとんど興味がなくなってしまいましたね。私の天皇杯の楽しみは、各地のいろんなチームを見るいい機会というものである以上、まあ致し方な

          新しいスタジアムを見に行きながら、そこで見たクラブの姿から「2番手、3番手クラブ」のあり方について、ちょっと真剣に考えてみた、というお話

          部活動と街クラブとは対立ではなく融合するべき時代なんだろうということを改めて感じた、というお話

          突然ですが関西から山陰地方に行こうと思うと、実は意外と不便なんです。新幹線で岡山に行って、そこから伯備線に乗り換えて米子や松江、出雲市に行くのが一般的です。でも、この中国地方を南北に貫く伯備線の線形が極めて良くなく、さらに山越えをするために距離の割には時間が掛かるのがネックです。さらに今までの特急やくもの車両は「どんな強者でも乗り物酔いする」という都市伝説があるくらい、振り子車両なのに揺れが激しいのが難点でした。新型車両になって幾分かは改善されたようですが…。 もし仮に、そこ

          部活動と街クラブとは対立ではなく融合するべき時代なんだろうということを改めて感じた、というお話

          最近メキメキと力を付けてきているチームをよく調べてみたら「なるほど、そういうことだったのか」と納得したよ、というお話

          GWも終わってホッと一息、なんてついてる場合じゃありません!ここから、遠征芸人の本領が発揮される季節になります(笑) というわけで、今回は今年初の大学サッカー。もはや定点観測と化した東海学生リーグを見に行きました。例年、昨年度の上位vs下位の対戦でシーズン序盤は大きな動きもなく淡々と消化されるはずなんですが、今年は開幕から動きがありました。昨年のインカレ出場チームの東海学園大学が開幕戦で岐阜協立大学に敗れるという事件が起きました。東海学園大学は次の名古屋産業大学にも敗れ、さら

          最近メキメキと力を付けてきているチームをよく調べてみたら「なるほど、そういうことだったのか」と納得したよ、というお話

          しっかりとしたビジョンと新スタジアム計画を取り揃えた地域リーグクラブを見ながら、Jに上がるよりも大切なことがあるよと思った、というお話

          GWの後半戦。5/3〜6の4連休の真ん中の4日に今年最初のムサリク、そして翌日は市原までVONDS市原のホームゲームを見るという、前半戦とは打って変わって実に負荷の少ない遠征でした(笑) 5/4 JFL@武蔵野市立陸上競技場 横河武蔵野FC 1-1 ラインメール青森 GWの後半、4連休の2日目ということもあり、朝の空港はそれほどの混雑ではなかったように感じました。それでも「おそらく、浦安行くんだろうな〜」と思しき子供連れの家族は多めで、でもそんな家族連れにはお構いなく、い

          しっかりとしたビジョンと新スタジアム計画を取り揃えた地域リーグクラブを見ながら、Jに上がるよりも大切なことがあるよと思った、というお話

          遥かなるアウェイの地で見る異次元のサッカーを通じて、サッカーの奥深さとアウェイの恐ろしさを改めて思い知った、というお話

          GWになりました。世間では今年のGWは◯連休みたいなのが組みにくいという評判ですが、だからといって何もしない訳がありません、こういうこそ「真価」が問われるのです(笑)。こういう局面ではむしろ「前半」と「後半」に分けて遠征を組むのが、真の遠征芸人!ということで、GW前半は28日に横河武蔵野のアウェイ、ヴィアティン三重戦で東員町まで行き、そのまま移動して翌日は長岡まで行ってプレミアリーグウエスト、帝京長岡のホームゲームを見に行く行程を組んでみました。なかなかハードな遠征になりまし

          遥かなるアウェイの地で見る異次元のサッカーを通じて、サッカーの奥深さとアウェイの恐ろしさを改めて思い知った、というお話

          開幕した関西リーグを2日連続して見てきたので、ちょっとガッツリといろいろ書いてみた、というお話

          関西リーグの開幕戦は毎年、淡路島にあるアスパ五色での集中開催です。JFLや地域CLも開催したことのある会場で、クラブハウスとスタンドのあるメイングラウンドと芝生のスタンドのみのサブグラウンド、2面とも天然芝という恵まれた環境のグラウンドです。欠点と言えば、アクセスが悪いこと。一度はなくなってしまった、淡路島最大の「都会」洲本からのバスが近年復活したのでアクセスは改善されましたが、それでもなかなか行くのが困難な場所に変わりないです。開幕節の土日で4試合、いや見ようによれば最大8

          開幕した関西リーグを2日連続して見てきたので、ちょっとガッツリといろいろ書いてみた、というお話

          3月になったので、ようやく本格的にサッカー見ようかな?などと思ったよ、というお話

          Jリーグに続き、JFLも開幕しました。ユース年代のプレミアリーグやプリンスリーグに続き、社会人や大学リーグの日程も徐々に発表されてきました。いよいよシーズンが始まったな、と思うわけです。 今年の武蔵野はアウェイ開幕。しかも相手がTIAMO枚方と関西開催です。本当なら見に行かないといけないのですが、その日はどうしても行かないといけない別の用事があったので、泣く泣くキャンセル。でもいいんです。その翌週のホーム開幕戦は行くので、などと思いながらその前日に珍しく(笑)J3の試合を見に

          3月になったので、ようやく本格的にサッカー見ようかな?などと思ったよ、というお話

          武蔵野に帰ってきた「大物」を通して、改めて横河武蔵野というチームの凄さをアピールしてみた、というお話

          少し前の話になります。翌々日にJFLの全日程が発表される2月7日。午前中から通常の業務に加えて、エクセルとパワーポイントを使って資料作りとその他の頼まれごとをこなし、いつものように遅い昼食を取るべく事務所を出てさっそく情報集めの為、Xを開いてみました。すると、ちょうどアップされたばかりのゲキサカの記事を伝えるツイートが飛び込んできました。内容は「琉球退団FW阿部拓馬の移籍先が決定「育成年代を過ごしたチームで…」」というものでした。 「阿部拓馬ってどこ出身だったっけ?ヴェルデ

          武蔵野に帰ってきた「大物」を通して、改めて横河武蔵野というチームの凄さをアピールしてみた、というお話

          今期初観戦となるデンチャレを見ながら、今年も関西や東海の大学サッカーへの愛が止まらないな、などと思ったお話し

          いつもの年なら1月の初めの方に関西府県決勝や関西リーグ入替戦を見るのですが、今年は全く見ずに終わりました。特に見る必要を感じなかったと言えばそれまでですが、その後も兵庫県リーグの入替戦も都市対抗も見てないので、2月の下旬にして2024年の初観戦という異常事態を招いております(笑) 2月の下旬のサッカーといえばJの開幕、というのが世間一般の発想でしょうがそんな単純なことではないのは、これを読んでいるヘビーユーザーなら百も承知でしょう。そうです、今年もこの時期がやってきました、デ

          今期初観戦となるデンチャレを見ながら、今年も関西や東海の大学サッカーへの愛が止まらないな、などと思ったお話し

          各クラブが抱える新スタジアム建設問題と、2024年に完成する新しいスタジアムとを見比べて、新しい時代のスタジアムの在り方について少しだけ真剣に考えてみた、というお話

          JFLからJリーグへと参入しようとするチームが直面する問題は大きく分けて3つあると思います。 まずは成績。ついこの間まではJFL 4位以内かつ、Jリーグ参入要件を満たしたチームの中で2位以内という条件でしたが今はJFLで2位以内と、かなりハードルが高くなったイメージはあります。今まではJクラブを増やす方向で動いていましたが、昨年の2チーム昇格でJクラブの定員とした60クラブに到達したので、今後はそれらのクラブの単純な入替作業だけになります。条件はより厳格になるのも無理はない

          各クラブが抱える新スタジアム建設問題と、2024年に完成する新しいスタジアムとを見比べて、新しい時代のスタジアムの在り方について少しだけ真剣に考えてみた、というお話

          年末年始のサッカーについてちょっとだけ語ってみた、というお話

          2024年がスタートしたのですが、年明けに行われた府県決勝の決勝戦、ACミドルレンジvsOKFCの大阪対決、そして阪南大Revolutionと大阪1位のOKFCとの試合のいずれも見に行っていないので、この時期としては珍しく未観戦です。まあ、そういう年もあっていいのかな?と思います。 年始1本目ですが、年末年始のサッカーイベントについてかいつまんでお話ししながら、まずは2024年のウォーミングアップをしたいと思います(笑) いろいろあった明治の優勝で終わったインカレ 日程

          年末年始のサッカーについてちょっとだけ語ってみた、というお話