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カレー屋を起業する際に作成した「補助金の申請書類」を公開します

カレー屋ヒゲめがねとして起業する際に活用させて頂いた「小規模事業者持続化補助金事業<一般型>」の申請内容を公開します!

最初は有料で、とも思ったりしたのですが、そんなお金取るほどのものでもないかと思いなおしまして。

これも自分だからできる『恩贈り』の1つになるかな、と。

補助金を頂くための作文なので、少し仰々しい感じに書いてるところもあると思いますが、そこはご愛嬌ということで。

この申請資料が、これから補助金申請をされようとしている方はもちろん、起業を考えてる方や、飲食店を営んでる方など、誰かしらの参考になれば嬉しいです。

読んでみた方は、感想なども頂けると励みになります!ので、良かったらコメント下さいませ!

※カレー屋ヒゲめがねをご存知ない方は、こちも参考にどうぞ。開店経緯を綴ってます。


1.企業概要


「カレー屋ヒゲめがね」は、店主であるヒゲとめがねのスパイスマスターが、自身のやりがい、家族とのライフスタイルも見直す中で、世の中にこういう生き方もあるぞという選択肢を世に示すべく、佐久穂町にIターンして始める「スパイスカレー専門店」です。

カレー屋ヒゲめがね店主は、2003年にハウス食品に入社。入社後、業務の一環として、スパイスの魅力を広く世の中に伝える役割を担う「スパイスマスター(ハウス食品の社内資格)」に任命され、様々な場面でスパイスの啓発活動に従事してきました。そんな活動を通して、徐々にスパイスカレーの奥深さにのめり込み、その楽しさを伝えることにやりがいを感じる様に。

一方で、様々なご縁が積み重なってライフスタイルそのものの在り方を考えるようになり、2020年3月末、17年間務めてきたハウス食品を退社、自然豊かで教育環境も整っている長野県佐久穂町にIターンして「カレー屋ヒゲめがね」を開業するに至りました。

スパイスマスターとして培ってきたスパイスの知見を活かした唯一無二のスパイスカレーで、佐久穂町周辺の皆様に笑顔と活力をお届けするとともに、Iターンでのカレー起業というまだまだ稀有な事例を実績データ含めて積極的に公開していくことで、人生100年時代・afterコロナにおける「生き方の選択肢」の幅を広げていきたいと考えています。


2.顧客ニーズと市場の動向

(1)カレー出荷(生産量・生産額)動向

・カレーは、出荷ベースで1500億ほどの市場規模。

・金額ベースは105%の伸び、生産量は120%の大幅増。

・単身世帯の増加、簡便ニーズの進行、レトルト技術の向上により、調理済みへシフトが続く。

・カレー粉(≒スパイスカレー)は数量・金額ともに大幅増。本格スパイスカレーが拡大。

全日本カレー工業協同組合ホームページより加工


(2)直近のカレートレンド

・「日本カレー総研」発表によると、「スパイス」を活かした本格カレーのトレンドが続く。

・またグーグルトレンド検索においても、経年でスパイスカレーの検索指数は大幅に向上。

スパイスカレーは、都心での定着を経て、全国的に波及するステージに入ってきていると考えられる。

日本カレー総研サイトより


(3)長野におけるカレーのポテンシャル 

・カレールウの家庭内での支出額は、全国計で90.4%と減少。一方、前述の通り出荷ベースは経年で120%も伸長していることから、外食市場が拡大していることが伺える。

・長野市はカレールウの消費金額は全国9位。カレーの消費金額が高いエリアと言える。

・長野市のカレールウの消費額も全国同様減少傾向も、他の主食的外食(≒カレー類の外食)は大幅増。

→長野はカレーをよく食べるエリア性あり。家庭で食べていたカレーも、近年では外食で食べるメニューの1つとして浸透してきていると考えられる。

家計調査・県庁所在市比較より抜粋・加工


(4)佐久穂町における需要性の確認


①間借りカレーイベント開催による需要確認

・自身のスパイスカレーが佐久穂町で受け入れられるか確認するべく、同町にある知人のカフェを間借りし、1食1000円で提供するカレーイベントを2度開催(2019年6月,9月の2回)

・実食頂いたのべ「35名」にアンケートを実施し、月に2回以上の利用希望が男女ともに「8割」を超えており、高いリピート率が見込めることが確認できました。

・また当日のお客様のやり取りの中で、「スパイスが本格的、こんなカレーは食べたことがない、めちゃくちゃ美味しい!ぜひ佐久穂で開業して欲しい」といった声を多数頂けました。

→味覚面の評価は非常に高く、食べて頂ければファンになってもらえる可能性が高い。いかに認知を上げて、来店頂けるかポイントになると考えます。

アンケート結果、リピートが見込めることを確認


②クラウドファンディングによる需要確認

・開業に先立ち、事業展開の想いや概要をクラウドファンディグにて開示し、支援を募ることで、どの程度の反響が得られるかを確認。

・目標50万円に対して、約5倍の「245万円」、のべ「243名」もの方から支援を頂きました。単にカレー屋を開くのではなく、地方で生きる選択肢を届けたいという想いに対して、強い共感が寄せられる結果に。

・支援の内容としては、経営のリアルという「実績開示」が全体の1/3を占め、地方へのIターンカレー屋起業の実情を知りたいというニーズが高いことを確認。

・また、回数券、年間割引券も合計85個売れており、開店直後での早期来店、及び、年間通じたリピート来店のベースを予め作れた。

・クラウドファンディングのPV数も、延べ23,000pvを獲得。多くの方に活動を見て頂く中で、偶然にもメディアの目に留まり、信濃毎日新聞でも大々的に取り上げて頂くことが出来た。


③競合の状況

・佐久穂町内には洋食屋さんの中の1メニューとしてカレーを提供する店はあるものの、スパイスカレー専門店は無し。

・近隣の佐久市・小海町まで商圏を広げると、カレー専門店は3軒存在しているが、スリランカやインド、ネパールなど「海外ならではの本格カレー」で、スパイスカレーの打ち出しにはなっていない。

・スパイスカレーのブームが都市圏から巻き起こり、地方にもその波が伝播する中で「スパイスカレー専門店」と打ち出したお店としてファーストエントリーすることで、「スパイスカレー=ヒゲめがね」という位置づけを獲得できると考えます。

3.自社の強み

(1)元ハウス食品スパイスマスターがお届けるする唯一無二の本格スパイスカレー

・スパイスマスターとは、ハウス食品の社内資格。ハウス食品の創業事業である「スパイス」の素晴らしさを広く世間に伝えていく伝道師としての役割を担う。インドで1週間の現地修業を行う他、様々なスパイス専門家・料理研究家から手解きを受けながら、スパイスの知見を深め、周囲にスパイスの魅力を存分に語れるレベルに達したと会社から認定された者のみに付与される資格で、社員3000人いる中で50名程度が活躍しています。

・店主は2009年にスパイスマスターに認定されて以降、公私合わせてのべ100回を超える様々なイベントに登壇する中で、スパイスに対する知見を独自に磨き上げてきました。カレー屋ヒゲめがねでは、その蓄積されたノウハウを生かしながら、1つ1つスパイスから手作りした本格的なスパイスカレーを提供することが出来ます。

(2)佐久穂町産の有機野菜をふんだんに使った体にも美味しいカレー

・佐久穂町で拘りの有機野菜を育てている「いそベジ農場」にて、妻が働かせて頂いているご縁も生かし、新鮮で美味しい有機野菜を直調達出来ることも、カレー屋ヒゲめがねの大きな強みになります。旬で美味しい野菜と、旬野菜に合うスパイスを駆使したシーズナルカレーを提供します。

(3)カレーと珈琲・ハーブティーのマリアージュ、ドリンク含めたトータルでの感動体験を提供

・店主こだわりのスパイスカレーの香り立ちと、珈琲やハーブティーが持つ個々のアロマを掛け合わせた「食・飲トータル」での感動体験を提供します。

・珈琲に関しては、御代田在住の珈琲専門家KOICHIRO COFFEさんに指導を仰ぎ、スパイスカレーに合った珈琲豆の選定から、珈琲豆の美味しさを最大限に引き出す淹れ方を学ぶことで、スパイスカレーと珈琲が織りなすハーモニーをお楽しみ頂けます。

・ハーブティーに関しては、佐久穂町にて拘りのハーブティーを作られている「lehti farm」と提携。スパイスカレーで火照った身体と、見た目にも華やかで心安らぐ本物のハーブティとの調和をお楽しみ頂けます。店内でlehti farmのハーブティーが飲めるのは佐久穂町内で初となります。

(4)雑貨物販による新規顧客の獲得・作家さんのサポート

・佐久で出会った作家のオリジナル製品を取り扱った小さなセレクトショップを併設、見た目にも可愛いらしく、手ごろな値段で買える雑貨を扱うことにより、カレー以外の来店動機を作る。

・また、そのような場所を設け、作家さんからお店の発信をして頂くことで、直接自分達ではアプローチが難しい新たな顧客層の獲得を図ります。 


(5)開業に至るストーリーへの共感とIターン事例の販売

・美味しいものが食べられるというニーズを満たすことは前提に、どんな人がお店を開いているか、そこに共感できるストーリーがあるかどうかが、お店を選ぶ際にの1つの強い動機付けになると考えます。実際に、クラウドファンディングでは、転身ストーリーに多くの共感が寄せられ、信濃毎日新聞でも取り上げて頂くことにもつながっており、このストーリー性は差別化要因になると考えます。

・Iターンして起業した実例がまだまだ少ないからこそ、先駆けて先行事例作りに挑戦すること、そしてその挑戦結果としての「リアルな売上状況の公開」は1つの価値になると考えます。日々の活動状況と売上データを整理し、オンラインで販売することで、自社実績を底上げしながら、人生100年時代・アフターコロナにおける新しい生き方を模索する方々の一歩を踏み出すきっかけ作りをしていきます。


4.経営方針・目標と今後のプラン


(1)経営方針

・独自に磨き上げてきたスパイスの知見を活かした唯一無二のスパイスカレーを通じて、人々に笑顔と元気をお届けします。

・地域に根ざし、地域の発展に貢献できるよう、可能な限り地物の食材を積極的に活用します。

・Iターン起業事例を発信し、人生100年時代・アフターコロナ時代における生き方の選択肢を広げることで、人生を模索する方々の自分らしい一歩を踏み出す、きっかけづくりを行います。

(2)今後のプラン

経営方針で掲げている「人々に笑顔と元気を届ける」「地域の発展に貢献する」「新しい人生を模索する方々が一歩踏み出すきっかけづくり」を提供できるよう、以下のプランに取り組みます。

①スパイスカレー専門店に資するための日々の地道な研究と作業を継続します

スパイスの研究や調理技術の向上は一朝一夕でできるものではありません。飲食業に携わる者として安全安心を最優先にしながら、常に最新の情報を収集し、試作品の研究を繰り返すことでしか結果はついてきません。このことを日々意識しながら取り組んで、唯一無二のスパイスカレーを提供していきます。

②地道な研究をするための時間を捻出すべく店舗運営の効率化を図ります

常に最新の情報をキャッチアップしながら、新たなメニューを開発していくためには、そのための元手となる「時間」をどう捻出するかが大きな課題となります。従業員は雇わず、妻と二人体制のスモールスタートを切る中で、日々の店舗運営のオペレーションを磨き込むことはもちろん、最新機器についても積極的に活用することで、省力化を図り、より質の高いカレーを作り上げるための時間を確保していきます。

③お客様の認知を獲得するための広報

・下記④に記載してます通り、様々なアイディアを進めていきたいと考えていますが、アイディアはお客様にきちんと認知されて初めて意味が生じます。限られた資源の中で最大限の効果を出していくためにも、やみくもに仕掛けるのではなく、外部のプロフェッショナルの力を借りながら、ターゲットに届く形での発信を目指します。

・特に、オンラインでのアプローチとして、ホームページを主体とした取り組み、オフラインの取り組みとして、ショップパンフレットの作成に取り組みます。

④コロナ下における飲食店の在り方を模索していきます

従来の飲食店の常識に捕らわれず、来店での食事提供だけでない売上方法を検討、トライ&エラーを繰り返しながら、新しい飲食店の在り方の確立を目指します。

ⅰ)エコに配慮したサブスク型テイクアウト「鍋カレー」の構築

・コロナの影響により、イートインが難しい場合はテイクアウトが主体となりますが、容器資材のゴミが発生してしまい、環境への負荷がかかってしまいます。そのような資材の廃棄を減らすためにも「鍋単位」でのテイクアウトを、「サブスクリプション」型で購入頂ける仕掛けを検討します。

・鍋単位とすることで容器資材は不要となり、サブスク型とすることで需要も読み易く食材の廃棄にも繋がるため、その分のコストをお客様の価格に還元し、割安でお買い求め頂ける三方良しの仕掛けとし、コロナ環境に左右されない安定した売上の獲得を目指します。

ⅱ)オンラインを活用した売上構築

・スパイスからカレーを作る料理教室の「オンライン」での展開を進め、レシピで使うスパイスの物販と参加費とを頂くことで売上を確保します。オンライン料理教室を実現するために必要な機材やネットワーク環境の構築、リアル料理教室とは異なる伝え方などを研究して参ります。

・実際の売上状況をまとめ、地方でのIターン起業に興味関心のある方向けに「オンライン」で販売します。原価のかからない「情報」に価値をつけることで、売上・利益の底上げを図ります。

ⅲ)大規模農場向け出張販売

・佐久穂町における最大の産業である農業従事者向けに、畑まで出向いてカレーを提供する出張販売を検討します。カレー屋の生命線でもある美味しい野菜を作って頂く農家さんに、スパイスカレーを通じて活力をお届けするとともに、カレー屋で扱う農作物の新規調達ルート開拓を図ることで、調達リスクを分散させ、安定したカレー屋経営を目指します。

ⅳ)飲食店の間貸し、飲食店開業にチャレンジしたい方の応援

・新規に飲食店にチャレンジしてみたいと思っている方に向けて、お店を時間単位で間貸しします。開店する前に実際にお客様からどのような反応があるかを理解することは、自身の体験上からも極めて重要だと考えます。店舗という舞台を持つことを1つの資産と捉え、飲食店を始めたい方のテストマーケティングのサポートをしながら、自社の売上の獲得にも努めます。

ⅴ)立地環境を生かしたサイクリストを呼び込むための駐輪場を新設

・佐久穂町には風光明媚でサイクリストにも人気の八千穂高原があり、ツール・ド・八ヶ岳サイクルロードレースも開催されてりおり、一定のサイクリスト需要が見込める環境にあるます。

・店舗に、サイクリストが立ち寄るために必要な「ロードバイク用の駐輪施設」を新設することでお店がサイクリングコースの1つの目的になりえ、新たな顧客獲得に繋がると考えます。


(3)今後の売上目標


5.補助事業の内容


ヒゲめがねのスパイスの香味を引き出した掛け合わせた唯一無二のカレーは、一度食べて頂ければ、多くの方にリピート頂ける逸品であることはテストマーケティングで実証済みの中で、いかに「トライアル来店」を頂けるかが、売上を拡大していく上での最重要ポイントと考え、以下の取り組みを行いたいと考えます。

①ホームページのブラッシュアップによる発信力の向上

・メディア接触時間では、「オンライン関連」が新聞やテレビといった従来型のメディアを上回り全体の5割を超えていること、また飲食店の情報検索は、ほとんどがオンライン上で行われているという実態からして、飲食店を経営していく上で、スマホでの閲覧を主軸に置いたオンライン媒体での顧客接点を強化することは必要不可欠と考えます。

・手弁当で作成し更新が滞ってしまっているホームページをプロに外注することにより、パソコンでの検索時はもとより、スマホ閲覧時でもスタイリッシュで、分かり易く、カレー屋ヒゲめがねの拘りスパイスカレーの世界観を発信できる仕様にブラッシュアップしていきます。

・新メニュー開発の状況や、セレクトショップで取り扱う雑貨の入荷状況などをタイムリーに発信する各SNSとも連携させ、各種情報を集約させると共に、検索で上位に表示されやすいように「SEO」対策も盛り込むことで、お客様へのリーチ向上をはかります。

・また、ホームページにオンラインショップの機能を実装し、「鍋サブスク」や「オンライン料理教室」、「売上データ」等の販売を行うことで、単なる情報発信のツールという役割に留まらず、売上を獲得するための「新しい売り場」としての機能も盛り込みます。

博報堂メディア調査2018年 店検索媒体調査
マイボイスコム2019年飲食店検索媒体調査


②ショップパンフレット作成による認知向上

・ロゴマーク、メニュー紹介、アクセスマップ、ホームページ誘導のためのQRコードを記載したパンフレットを作成し、人の流れのある各スポットに設置するとともに、近隣住宅に直接ポスティングもすることで、ネットでアクセスしきれないお客様の認知向上・新規顧客獲得を図ります。

・パンフレットの配布効果を検証するために、パンフレット持参者には割引サービスを盛り込み店頭で何枚回収できるかを検証します

③駐輪設備設置による新規来店客

・佐久穂町には、風光明媚で走りやすいとサイクリストにも人気が高く、実際ロードレースの大会も行われる八千穂高原という希少な観光スポットがあり、この資源を有効活用することは、ビジネスチャンスを拡大する機会になると考えます。

・具体的には、サイクリストがお店を訪問しやすい「サイクルラック」を店の前に新設することで、サイクリスト向けの情報媒体での掲載を図り、新規顧客の獲得を図ります。
 

④食洗機設置による生産性向上

・より美味しいカレーをお届けするための自己研鑽する時間を確保するためにも、上記集客策により、増加を見込むお客様に対応するためにも、日々の店舗運営のオペレーションを磨き込むことはもちろん、最新機器についても積極的に活用し、出来る限りの省力化を図ることは必要不可欠と考えています。

・具体的には、業務用食洗機を新たにお店に導入することで、食器洗いにかかる時間の大幅な時間短縮を図るとともに、手で食器を洗った時にかかる水道代・洗剤代などの圧縮を図ります。

6.補助事業の効果

①ホームページブラッシュアップによる想定効果

・ホームページをブラッシュアップし、各SNSと連携しながらSEO対策も盛り込むことにより、1日あたり集客数が1~2名程度増加、年間売上で35万円程度の増加を想定。

・売上は、来店客数増1.5人×客単価1000円×営業日数240日で試算。

・またホームページ内に販売サイトを実装することにより、鍋サブスク・オンライン料理教室・データ販売の3つの事業で年間50万円程度の売上増を見込みます。

②パンフレット作成による想定効果

・「日本ダイレクトメール協会2018調査結果」より試算、2000部配布・回収率5%・100名の新規来店を見込みます。

・来店購入だけでなく、ネット検索や知人と話題にするなどのアクションも含めると全体の「24%」程度の人が何かしらの行動に繋がっており、100名の新規来店以上の効果も期待できると考えます。


③サイクルラック設置効果

・八ヶ岳ツールドレースの参加定員が2200名、そのうちの1%程度が認知来店すると仮定。またその方々からの口コミ拡散による、サイクリスト内での情報伝播も期待されることから、年間通じて30名程度のサイクリスト来店を見込みます。検証は、実際の自転車での来店者数をカウントすることで行います。

・また、サイクリスト向けの専門サイト・情報誌への無料掲載は随時試みながら、掲載頂けた専門サイトから、自社サイトへの流入数がどの程度あったかを分析し、その効果がどの程度あったかを検証していきます。

④食洗機設置による生産性向上

・1日あたり想定削減時間 90分

・年間想定削減時間 360時間
(年間240日営業で換算)

・年間労務費換算  30万円
(長野県最低時給848円×360時間で計算)

・年間想定節水額   5万円

下記を参照に算出しています

食器洗いは、衛生を担保するための重要な業務ではありますが、日々時間を多く取られる業務でもあります。安全安心を担保しながら綺麗に洗い上げてくれる食洗器を導入することで、大幅な時間の創出が可能となり、この節約できた時間を、新たなカレー作りの研究を行うなど、皆様に更なる価値を届けるための時間に充てていきます。


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