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元作詞家の〝チョイ長〟呟き…不思議

両 親

母を亡くすことが人生最大の恐れであり、もう大分以前にそれは現実となりました。この世が終わった気がして勿論泣きました。ただそれは、もう震える必要のない恐怖からの解放でもありました。

片や父とは両極な生き方の中、彼の最期迄その確執がテーマでした。彼を亡くしてからもそこそこ経ちますが、その節は何かのゲームが終わったかのようでした。苦悩、葛藤からの解放のような。

しかしながら…
もしも、今どちらか一方に会わせてやると言われたなら答えは親父です。

母には、あちらで元気にしてくれているといった何処か安堵感があります。生前は身体に障害がありました故、克服して楽しくやっているかと…まぁ、こちらを見ればハラハラするかもしれませんが。

何か選択を迫られたり、ふとした時に父ならば何と言うかと思うことがあります。今だゲームのルールに縛られているのか? もっと話せればよかったと感じているのか? 皮肉なものですね。

独り想う今日この頃です。


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