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各球団ドラフト分析

スワローズのドラフト予想をするにあたって、必要なのが他球団の分析。 ドラフト会議では自チームのみならず他チームとの駆け引きが重要となってくるため、上位候補だけでも把握できるよう、各チームの補強ポイントやドラフトの傾向を探る必要がある。 ドラフト指名順に探っていきたい 北海道日本ハムファイターズ ■現状 先発は伊藤大海、上沢直之、加藤貴之の3本柱を中心だったが、伊藤は26だが、上沢と加藤は30前後となっている。若手では根本悠楓が頭角を現しつつあるが、若い先発を確保しておきた

    • 2022ドラフト会議東京ヤクルトスワローズ予想①

      現状分析ドラフト会議にあたって、現状をまず分析する必要がある。 現在の戦力を年齢別に分けた一覧はこちら ■先発投手 柱として期待されていた奥川投手が一年間投げられず、規定投球回数に達したのは小川投手のみ。小澤投手、山下投手と新しい投手が出てきてはいるものの、依然として不足していることは否めない。優先順位は高めといえる。 ■リリーフ投手 マクガフ投手、清水投手の鉄壁の2人に加え、木澤投手がフル回転。田口投手、久保投手、今野投手、石山投手、大西投手と頭数は揃っている。ドラ

      • 闘病日記①~発覚・検査編

        年に一度の定期健康診断で、毎度のようにあまりよくない結果だったわけだが、今年は毎年と違った結果が待っていた。 胆嚢の中にポリープと疑わしき影が見られるとのこと。 定期健康診断を行っているクリニックでは何とも言えないので、家の近くの大学病院へ紹介状を書いてもらった。 紹介状を書いてもらうのも初めてだったが、それとともにCD-ROMが一緒に渡され、これをその病院に渡すように言われる。 紹介状があるからと言ってすんなり呼ばれないのが大学病院。 事前に予約した時間より30分ほど過

        • プロアマ記念試合、大学・社会人選抜

          https://japanesebaseball150th.jp/games/ 8月1日に野球伝来150年を記念して行われるプロアマ記念試合。 その大学・社会人選抜の選手をヤクルト目線で簡単に解説していきたい。 名前の◎は2022年ドラフト対象選手。 投手◎矢澤宏太 藤嶺藤沢→日本体育大 2000年度生まれ 左/左 投手/外野手 最速152km/h左腕。小柄ながらも運動能力が高く、野手としても注目されている。 濱田太貴、市川悠太、鈴木裕太、赤羽由紘と同学年。 日本体育大

        各球団ドラフト分析

          試合開始前から逃げている

          2022年4月22日(金)対阪神タイガース4回戦。@明治神宮野球場 左を並べるスターティングメンバー相手先発投手が青柳投手となると決まって左打者を並べる傾向があるスワローズ打線。 この日もバッテリーと山田哲人選手を除いてずらりと左打者を並べた。 昨年でもバッテリー以外ではオスナ選手とサンタナ選手がスタメンには入っており、バッテリー以外の野手で右打者が1人しかスタメンに入らなかったことは昨年はなかった。 ところが、この日はオスナ選手もスタメンを外れている。 たしかに昨年の青柳

          試合開始前から逃げている

          20220407対中日3回戦

          過保護の先発投手初回に塩見選手の二塁打から山田選手のタイムリーで先制するも、2回表に相手投手の高橋宏斗投手の2点タイムリーであっさり逆転される。 その後も先発の石川投手は失点を重ね、5回4失点で降板。 それにしても先発投手がイニングを稼げていない。 ここまで11試合で先発が7回を投げぬいたのは開幕2戦目の高橋投手のみ。 平均で5回1/3も投げれていないというのが現状である。 また、球数の平均は83.5球。先発が90球以上投げたのは11試合中3試合。 スワローズと対戦している

          20220407対中日3回戦

          20220406対中日2回戦

          高梨投手好投の原因ローテーションの6番手として開幕ローテーション入りした高梨投手。 開幕3戦目に6回無失点で抑えて勝利投手になると、次の登板は雨天中止となり、スライドしての登板となったこの日も6回1失点で勝利投手となり、チームで唯一の2勝投手となった。 高梨投手は昨年までは好投するものの肝心なところで被弾を浴びていた印象だった。昨年のHR/9は1.60と1試合完投すれば、1.6本のホームランを打たれている計算になる。ところが、今シーズンは12イニングを投げているが、未だに被弾

          20220406対中日2回戦

          20220402対DeNA2回戦

          インプレー中は集中を切らさずに今日の先発は前回好投した高橋投手。今日は序盤から桑原選手に粘られ、続く楠本選手に四球を出す立ち上がり。牧選手にも安打を打たれ二死一二塁とされるの宮崎選手への1球目を捕球してすぐに古賀選手が一塁へピックオフプレー。一塁走者の牧選手が戻り切れずタッチアウト。このプレーで立ち上がりのピンチは逃れました。 しかし、2回にも一死後関根選手の二塁打でピンチを迎えると続く大和選手にセンター前へはじき返され、二塁走者の関根選手は三塁を回ったところでコーチに止め

          20220402対DeNA2回戦

          20220401対DeNA1回戦

          初球の入り方にご注意試合開始から「よーいドン!」で小川投手が3失点。 安打→三振→本塁打→三振→本塁打→三振という、良いのか悪いのかわからない立ち上がり。 ただ、打たれた2本のホームランはいずれも初球でした。 DeNA1回戦なので、当然のことながら今シーズン初対戦です。 初球の入り方としては、もっともその日に乗っているボールかそれが分からないようならアウトコースというのがセオリーです。 しかし、佐野選手に対しても宮﨑選手に対しても真ん中やや高めのボールでした。 1番の桑原選手

          20220401対DeNA1回戦

          20220331対読売3回戦

          EPISODE0:原投手はなぜ「原樹理」なのか?対読売2連敗で迎えた読売3回戦。 先発投手は原樹理投手。ところで、原樹理投手は以前まで原泉選手がいたため原樹理だったわけですが、今はチームに「原」姓は1人なのに「原樹理」と表記されます。 これは、登録の時に通常なら「奥川 恭伸」と姓と名を分けて登録するのですが、原樹理投手は「原樹理」と姓名を分けずに登録しているためです。 ちなみに同じように登録しているのが「金子千尋」です。 初先発の投手は立ち上がりが大事相手の先発は初先発の3

          20220331対読売3回戦

          2022/3/29 対読売1回戦

          今年から現地観戦した試合は何かしら形に残してみようと思い、観戦のなかで思ったこと、感じたことなどを書いておこうと思います。(いつまで続けられるかな?) 全席開放された神宮球場神宮開幕戦。今年から全席販売となり、1席空きに慣れてしまっていたため、外野席を見るとやや窮屈な感じがしました。でも、いつも座っている外野C指定席(通称背もたれ席)は、そこまで窮屈ではなく、荷物の多い冬場でも比較的ゆとりをもって座ることができました。 奥川投手謎の降板試合の方は先発の奥川投手が4回まで岡

          2022/3/29 対読売1回戦

          2021年スワローズドラフト戦略

          スワローズが首位争いをしているなかで、すっかり忘れがちですが早いものでドラフトまで約2週間となりました。 そこで、今年のドラフト候補をスワローズの補強ポイントと合わせて紹介していきたいと思います。 ドラフトをはじめるにあたって、現在のスワローズのメンバー構成を確認しなくてはいけません。 そこで、2021年現在のスワローズの年齢別構成を表にしてみました。 スワローズ年齢別構成表 年齢別構成表に沿って補強ポイントを確認していきたいと思います。 ■右先発投手 エース小川が健在

          2021年スワローズドラフト戦略

          山田哲人打撃考察

          今オフFAの動向が注目される中、残留を決めるとともにキャプテンにも就任した山田哲人選手。 その契約たるや7年総額40億といわれている。 しかし、2020年の山田選手は本来のそれとはほど遠い成績だった。 それに伴いチームも2年連続最下位となってしまった。 その山田選手の何がいけなかったのか素人ながら考察してみようと思う。 OBP(出塁率)とSLG(長打率)昨今の野球ではセイバーメトリクスをプロのみならずアマチュアまでもが取り入れている。そのセイバーメトリクスの打撃指標で重視さ

          山田哲人打撃考察