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20220331対読売3回戦

EPISODE0:原投手はなぜ「原樹理」なのか?

対読売2連敗で迎えた読売3回戦。
先発投手は原樹理投手。ところで、原樹理投手は以前まで原泉選手がいたため原樹理だったわけですが、今はチームに「原」姓は1人なのに「原樹理」と表記されます。
これは、登録の時に通常なら「奥川 恭伸」と姓と名を分けて登録するのですが、原樹理投手は「原樹理」と姓名を分けずに登録しているためです。
ちなみに同じように登録しているのが「金子千尋」です。

初先発の投手は立ち上がりが大事

相手の先発は初先発の3年目、奥川投手と同世代の堀田投手。
1回裏に先頭の塩見選手が内野安打で出塁。浮足立っている初回に先制、できれば複数得点を奪いたかったところですが、青木選手の打球がショート坂本選手の守備範囲に行きショートライナー。飛び出していた塩見選手も戻れず併殺となりました。
その後もチャンスを作るも併殺を繰り返し、5回までに4併殺の拙攻。ただ、打たせるだけで何の戦略もなく攻め続けた結果なのだが、前日に長岡選手に送りバントをさせても得点に至らなかったことが、単に打たせるだけの作戦になってしまったのではないだろうか?

対する原樹理投手は立ち上がりが素晴らしく3回までパーフェクト。
こういう時は最初の走者が出て、セットポジションになったときが心配だったのですが案の定、4回に坂本選手を四球で歩かせると、ポランコ選手、岡本選手に連打を打たれ先制点を献上してしまいます。

ピンチを凌いで流れを取り返せ

原樹理投手は、6回には安打と2つの四球で無死満塁のピンチを迎えると打席には岡本選手。
その岡本選手を投手ゴロ、原樹理投手の素晴らしいフィールディングでホームで走者をアウトにすると、続く中田選手は変化球で空振り三振。ここを無失点に抑えれば流れが来ると思った矢先に丸選手に2点タイムリーを浴びてしまいました。
先制点を奪われた後も膠着状態となっており、流れがどっちつかずだった状態で流れを完全に読売側に持っていかれた一打だったと思います。

雨中断で断たれた流れ

7回からマウンドに上がった大下投手は、2イニングを走者を出しながらも要所で併殺に打ち取り追加点を許しませんでした。
大下投手の好投が流れを呼び込み、相手のミスからチャンスを作ると塩見選手のタイムリーで1点を返しました。
1-3となって9回表のマウンドに大西投手が上がったとき、雨足が強くなり一時中断となります。この中断によって傾きかけた流れが再び読売側に流れてしまいます。
一死二三塁で迎えた代打中島選手。ボテボテのサードゴロですが、ぬかるんだグラウンドがさらにその球足を鈍らせ、三塁手村上選手は突っ込みますが、その打球をうまく処理しきれずタイムリーエラーとなってしまいます。
その後も代わった坂本投手がウィーラー選手、岡本選手に連続四球を与え押し出しにするなどで3失点。

9回裏にサンタナ選手の2ランホームランで追い上げますが、9回の失点が響き、3連敗を喫してしまいました。

攻守に精彩を欠く主砲村上宗隆

9回にタイムリーエラーをしてしまった村上選手ですが、バットも湿り気味です。この日は4打数ノーヒット、2三振、1併殺といいところなし。
素人目にも打ちたい気持ちが先走ってボールを追いかけてしまい、上半身が突っ込んでしまっています。これではバットに当たってもゴロしか打てません。一発出れば変わるとは思いますが、それを待っている間に取り返しのつかないことにならないでしょうか?
そして、素人目にも気づく点をプロのコーチングスタッフが気付いていないとは思えないのですが、その辺の指導はどのようになっているのでしょうか?
村上選手は昨年は全試合4番としてチームを日本一に引き上げてくれました。もちろん、必要な選手ですし、それだけに結果を求められる立場にあると思います。果たして、このまま使い続けるのでしょうか? どこかのタイミングで荒治療も必要な気もします。それだけ状態は悪いと思います。

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