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#11 EXPO酒場 東彼杵店開店!

まえがき
EXPO酒場東彼杵店は常設店ではありません
 開店条件① 店長の気分
 開店条件② 資金を集めること
 開店条件③ 場所を確保すること


1. 困ったときはその道のプロに頼る

"読めない、書けない、よって検索されない"東彼杵をもっと知ってもらうために、半強制的に露出しようと、万博のTEAM EXPO共創パートナーに登録したのが今年7月。しかし、まだまだ行政職員皆さんの無関心ぶりが目立ちます。このままでは小森は孤立無援でヤバいと思っていたところ、ある月の全員協議会で「もっとやって!」と議員さんたちから後押しの声をいただいたことをきっかけに風向きが変わり一歩(いや十歩くらい?)進むことができました。追い風ありがたいです。

今時点で容易に想像できるのは、窓口にくる町民の皆さんや他の市町の関係者から
「東彼杵は万博で何するの?」
と聞かれ、その場で
「私、管轄外なので知りません」
「担当の小森を呼びます」
と丸投げされてしまうこと。万博の説明程度で、町民をたらい回しにすることだけは避けなければいけません。
窓口に立つ職員さんには是非、堂々と満面の笑顔で、
「こんなことやっているんですよ!」
と誇らしげに言える行政職員であってほしいと思うわけです。
”東彼杵町職員の万博エンゲージを高めていきたい!”
”万博に向けて役場の雰囲気を変えたい!”
そのために何をしたらいいか?私に良いアイデアは浮かびませんでしたが、
”困ったときはその道のプロに頼る”
というアイデアを思いつきました。

いるんですよ、お願いすれば万博を熱く語ってくれる人が。それが今回ご紹介するdemo!expoさん(以下参照)。紆余曲折はすっ飛ばしますが、私、EXPO酒場東彼杵店を開くことになりました。

東彼杵店開店の前にすでに他の地域でのべ70回の実績があったそうです

2. 店長が孤立!?

地方公務員(会計年度任用職員ですが)の立場で、昼間から
「酒場の準備があるので!」
と缶ビールにおつまみ、オードブルの注文に走り回り、暖簾と前掛け、法被を準備する私。はい、私、店長になりました。(もちろん無給ですが…)

乾杯前に開店挨拶する店長 小森
色々着用しすぎた…
なぜ、大阪・関西万博に手を出したのか?
を 熱弁する店長 小森
フリードリンクなのでひたすらお酒を並べる店長 小森

時に手応えがない…、私って実は孤立しているのかも…という若干の不安もありました。EXPO酒場が成功するかどうかなんてことを考える余裕もなく、ただひたすら地味に準備をしてきました。

3. この町、捨てたもんじゃない

で、実際にやってみての感想。
  心配は杞憂であった。
  みんな、面白くて熱量がある。
  みんな、真剣にアホである。
  EXPO酒場を行政職員だけの狭い世界でやるのはもったいない。
  次は東彼杵町民に参加してもらおう。

demo!expo 岡本理事
気がつけば、初対面の行政職員たちからElliyと呼ばれる関係に!
岡本理事の話に聞き入り、箸も止まる

私は直感でこの町には”いい人材がたくさんいる”と仮説を立ててきましたが、まさにその通り。仮説が正しかったと答え合わせができました。
行政職員は外に出た経験が少なく、ちょっと恥ずかしがりで自己主張をしないので、みんなが自分自身の個性や能力が大したことないと思っていらっしゃる。絶対にそんなことはないのです。これだけの熱量を持ったたくさんのアホがいる。
「この町、捨てたもんじゃない」
本当にそう思いました。
結果、EXPO酒場は大成功。行政職員一人ひとりの中に万博に向けたエンゲージが上がってきたのではないでしょうか。来年、再来年に向けた斬新なアイデアが次々に出てきたことも大きな収穫です。

閉会後に全員で写真撮影するのを忘れて、居残った皆さんと!
この熱量があるなら、この町も捨てたもんじゃない

4. 次回予告

今回の記事を見ただけでは、結局酒場で飲んだだけなのか?と思われてしまうので、次回はお見せできる範囲でプレゼンに使用した資料を公開しましょう。


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