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「良い会社・良いチーム」をつくるために必要なのは全員が言葉を揃えること

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「良い会社をつくる」

これは、経営者の方なら誰しもが考えて行動していることだと思いますが、社員全員がそういった意識を持って仕事に取り組んでいる会社は少ないのではないかと思います。

先日、社内でハラスメントに関する研修をしていたときに、「相手の常識と自分の常識は違う」「親しき仲にも礼儀あり、まずは礼儀正しく振る舞う」という言葉が出てきました。

この言葉を組織やチーム運営の視点で聞いてみたときに改めて思ったのは、経営者の方の常識と、社員の方の常識は違うということです。

常識が違うということは、それぞれが「良い」と思う会社は別のものであるということです。例えば「社内でいつでも自由に雑談や昼寝ができる会社」は、社員にとっては良い会社かもしれないですが、経営者にとっては良い会社ではないかもしれません。

また逆に、同じ社員でも黙々と作業をし続けたい方にとってはあまり良い会社ではないと思います。

何が言いたいかというと、「良い会社、良いチームをつくる」ためのスタートとして、「良い会社、良いチーム」とは何か?という言葉の意味を、全員で(または経営者が)揃える必要があります。

そして、それはルールや暗黙の了解として強制するのではなく、文化として自然に揃えていく必要があるのですが、そのためには、「会社の中にお客様をつくらない」ことが大事だと考えます。

「当事者意識を持つ」と言い換えるとわかりやすいかもしれませんが、そのためには、「掃除をする」という言葉ひとつでも、経営者が思う「掃除」の意味と、社員の方が思う「掃除」の意味を揃えなければ、お互いに同じ言葉を使っているのに、違う言語を喋っている状態になってしまいます。

掃除をしなくても良いと思っている人はあまりいないと思いますし、悪い会社で働きたい人はもっと少ないと思います。

全員が違う言語を喋っているという状態を防ぎ、みんなで当事者意識を持って仕事に取り組むために、まずは「掃除をしよう!」とみんなに投げかけるのではなく、「あなたの思う掃除とは?」というように、お互いの共通認識を広げていくことが社内からお客様をなくし、良い会社をつくるための第一歩です。


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