何処かで誰かが必要としてくれる。 (Twitter140文字小説)
何処かで誰かが必要としてくれるはず。
それは全部幻想だったみたい。
誰からも無用な人間もいたんだね。
屋上の私は「さよなら」と最後のSNS。
誰からも視認されない私は世界の爪弾き者。
覚悟と涙と共に右手が震える。
「死ぬな」「ダメだよ」と数多のリプライ。
私、世界にいてもいいの?
あとがき
何処かで誰かが必要としてくれるはずです。
痛ましいニュースが多い世の中ですが、少しでも思いとどまって欲しい、そういう思いを込めています。
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