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鳥と星と祈り

飛んで 飛んで 遠くへ

どこまでも 遙か彼方へ

自分の未来が

この空の向こうにあるなら

僕は鳥になる

考える時間も惜しんで

ただ 羽ばたくだろう


飛んで 飛んで 遠くへ

いつまでも ずっと永遠に

自分の夢が

この宇宙の果てにあるなら

僕は星になる

眠る時間も惜しんで

ただ 輝くだろう


そんなことを考えながら眠りにつく

朝になると

ごそごそと布団から抜け出し

僕は自分の足で立ち上がる

鳥にも星にもなれない自分を

慰めながら

今日という一日を

黙って過ごす

鳥でも星でもない自分を

励ましながら

今日という一日が無事に終わるよう

鳥と星に祈りを捧げる

人間であり続けるという自分を

おとなしく受け入れながら

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2020年3月8日(日)に三重県四日市市で登壇します。

詳しくは、下記をクリックしてください。

※事前申し込みが必要となります。

どうぞ、よろしくお願いします。



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どうも、ありがとうございます。素敵な一日になりますように。
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作家。著書「自閉症の僕が跳びはねる理由」「自閉症の僕が跳びはねる理由2」「跳びはねる思考」「あるがままに自閉症です」詩集「ありがとうは僕の耳にこだまする」「自閉症の僕の七転び八起き」他多数。 東田直樹オフィシャルサイト https://naoki-higashida.jp/

コメント2件

人間であり続けるということを受け入れる、、時に苦しいときもあります。
でも、私は東田さんの文章に出会い、東田さんを知って、もしかしたらこの世界は私の知らない美しさや希望がまだまだあるのかも、と思えるようにもなりました。
私には見えていなかった世界。

素敵な発信をいつもありがとうございます。
Sayaka さんへ どうも、ありがとうございます。見方を変えるだけで、この世界が変わることがあると思います。
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