ルーマニア自閉症団体とオンライン講演会を行ないました。
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日本時間の2月17日の夕方に、ルーマニアの自閉症団体の方とオンライン講演会でお話させていただきました。
今回主催してくださった自閉症団体のホームページはこちらです。
FacebookやYoutubeで常時150人以上の関係者の方々がご覧くださったようです。どうもありがとうございました。
ルーマニア語と日本語でのやりとりでしたので、発表や質疑応答などは通訳の方が翻訳してくださいました。
僕が初めての海外とのオンライン講演会ということもあり、通訳の方がお話してくださっている間、待つのが大変だったり、講演スケジュールがいつもと違ったり、要領がよくわからなくて少し混乱してしまいましたが、無事に終わってよかったです。
参加者の方々も喜んでくださったみたいで安心しました。
ご感想のいくつかを日本語翻訳してくださったので掲載します。
□すばらしい本です。なおきさん、ありがとうございます。うちの自閉症の息子も喜んで読んでます。私もルーマニア語バージョンも買ってます。本当に面白い本です。おすすめします。
□直樹さん、今日は本当にありがとうございました。あなたの活動によって私達もより良く自閉症を理解することができます。あなたの本に書かれてあるアドバイスを毎日使ってます。自閉症の子供達と周りにいる子供たちを仲良くさせるために全力を尽くしてます。あなたは私の仕事はやりやすくしてくれました。感謝です。ありがとう、直樹さん!ありがとう、マリン君!二人ともすごいです。数ヶ月前にあなたの本を元に私が教えてる医学部の生徒たちにレクチャーをしました。
□今日はお時間をいただき有り難うございました。直樹さんの本がルーマニア国内で有名になることを願ってます。直樹さんにお会いできて嬉しいです。
□直樹さん、マリン君、今日は有り難う。二人の交流は私達に勇気づけてくれます。
□お疲れ様でした。直樹さん、マリンくん、今日は緊張もあり大変だったかと思いますがすごく参考になるイベントでした。ルーマニア全国からたくさんの人が参加をしました。これからも頑張ってください。
講演会では、マリン君という13歳の自閉症の男の子ともお話しました。
マリン君は日本が大好きで、日本語で僕に質問をしてくれました。
ルーマニアというのは東ヨーロッパにある国です。
日本でも出版されている「自閉症の僕が跳びはねる理由」の英語の翻訳本「THE REAZON I JUMP」は、ルーマニア語でも出版されています。
「THE REAZON I JUMP」ルーマニア語紹介ページ
僕の本を読んで勇気が出たとおっしゃってくださるのであれば嬉しいです。
この本は、何かの療育をお勧めしている本ではなく、自閉症者としての僕の思いを綴った本です。
誰でも未来に不安を抱えています。
自分の知っている自閉症者と僕は違うと思われている方もいるでしょう。
それは、当たり前のことだと思います。
どんな本もすべての人を満足させることなどできないからです。
僕は当事者本が、もっと出版されることで、自閉症に関する新しい事実がわかるのではないかと思っています。大事なことは、同じ自閉症者でも、ひとりひとり違うということではないでしょうか。
最後に僕からもルーマニア語で「ありがとう」の言葉を伝えました。
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