信じる思いが誰かを苦しめる
信じる思いが 誰かを苦しめる
どこまでなら許せるの
信じる思いが 自分を苦しめる
その人だから許せるの
人の心は疑わしい
だったら吹っ切れ
信じる思いが 君を絶望のふちに追いやる前に
人の心はおぼつかない
だから断ち切れ
信じる思いが 君を最悪の事態におとしめる前に
心はいつも溺れている
惨めになって
憐れに思えて
この世から消えてしまいたくなる
信じる思いが 誰かを苦しめた
どこまでなら許せるの
信じる思いが 自分を苦しめた
その人だから許せるの
いつも悲しんでばかり
ここで泣いてばかり
そんな人生嫌だなんて言ったって
僕は信じることをやめられない
信じることをやめるものか
「ばかだね」って言われたよ
それが褒め言葉なら
僕は何度でも
人を好きになる
報われなくてもいい
「信じる」という言葉が この世界から消えるまで
僕はひとりでも
あなたの背中を押し続ける
僕の新刊文庫「自閉症の僕が生きていく風景」が試し読みができます。
よろしければご覧ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？