新刊「絆創膏日記」発売のお知らせ
単行本「絆創膏日記」発売のお知らせです。
今度の新刊はエッセイです。
この本は、僕が25歳~26歳の時、一年半をかけて書いたものです。
僕の毎日は、とりたてて珍しいものではありません。
それでも、日記を書こうと考えたのは、日々起きる出来事に同じものはなく、全てが少しずつ違っていると思ったからです。
それは、新しい世界が構築されるために必要不可欠なことであり、自分の力だけでは抗いようもない大きなエネルギーに導かれた結果ではないでしょうか。
見て、聞いて、感じているこの世界は、自分だけのものではありませんが、僕にしか表現できない言葉が、頭の中には詰まっています。
説明できることには、限界があります。けれど、限界を超えた言葉の表現を目にした時、人は心からの感動を覚えるのではないでしょうか。
僕は日常にこそ、人が聞きたい言葉が眠っているような気がしてならないのです。
翌朝、目覚めた時、そこにあるのは今日とは別の世界です。
新しい生活を始める前に、気持ちを整理しなくてはいけません。人の心は繊細で、些細なことで傷ついてしまうからです。
このエッセイが心の手当てをする、そんな「ばんそうこう」の役目になれば幸せです。
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