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2023年2月11日オンラインで登壇します

こんにちは。作家の東田直樹です。

このたびオンラインで登壇することになりました。ご興味のある方にご参加いただければと思い、noteでもお知らせすることにしました。

2023年2月11日(土)14時~15時30分
(終了時間は延長されることがあります) 
KADOKAWAセミナー
オンライン特別イベント Zoom
「30歳の自閉症者の僕が伝えたいこと」
作家・東田直樹 + 母・東田美紀 
東田直樹「自閉症という障害が僕に教えてくれたこと」
東田美紀「話せない自閉症者に言葉を教えるためのアイデア」

詳細をご覧になりたい方はこちらをご覧ください。

講演会は僕の発表、母の発表、そして質疑応答という順番になります。

僕の発表について

僕はうまく話すことができません。特に音読をすることが苦手です。
原稿を声に出してすらすらと読めないのです。
子どもの頃から練習は続けていますが、音読も上手にできるようにはなりませんでした。

声を出すことはできるのに、どうしてみんなのように読めないのか、ずっと考えてきました。僕自身は、目で読むスピードと声が出るスピードが一致しないことが原因のひとつではないかと考えています。
原因がわかっているなら何とかできるのではないかと思われるかもしれませんが、それが難しいのです。
見ることと声を出すことの両方をやろうとすると脳が混乱するのだと思います。
そのため今回はGoogleの音声読み上げ機能も使いながらの発表を予定しています。

母の発表について

母は「話せない自閉症者に言葉を教えるためのアイデア」というタイトルでお話します。
前半は言葉のインプットのために工夫したことです。
どのような絵カードをつかったのか、家族写真を用いた絵本や言葉絵辞典、プリント学習、童謡カードについてお話します。

後半は文字盤についてご説明します。
文字盤の文字をローマ字にしたことのメリットや文字盤作製の際に気をつけたこと、文字盤を指す練習をするときに大切な3つのことについて発表します。

ご興味のある方は、ぜひこの機会にご参加いただければと思います。

質疑応答について

ふたりの発表のあとは、質疑応答の時間になります。
質疑応答は文字盤ポインティングでお答えさせていただきます。
アルファベットに書いたキーボード並びのローマ字を指しながらそれを読むという形です。

文字盤ポインティングのときには、ひと文字ひと文字、文字を指すので目で読むスピードと声に出すスピードの速さがずれることは少なくなります。そのために音読よりは聞き取りやすい言葉になるのではないかと考えています。

毎回30分以上、いろいろなご質問をいただきます。
今回も楽しい時間を皆様と共に過ごせれば嬉しいです。
ご参加お待ちしています。
どうぞよろしくお願いします!

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