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HILLS LIFEにインタビューが掲載されました

自閉症であることと、僕の感性というものが、どれくらい関係しているのか、考えることがあります。

心を揺り動かされるものは、ひとりひとり違います。

それでも、普通の人と自閉症者で、あきらかに違うと思われるものがあるとき、それを「特性」という言葉で、表現されることがあります。

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何を美しいと思うのか、どうして魅力を感じるのかを説明することは、誰にとっても難しいことではないでしょうか。

なぜなら、本来、感性とは言葉で言いあらわすことのできない感覚だからです。

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「こう感じているに違いない」

感性を分析するには、たとえ自分自身のことであっても、客観的視点から考察しなければ、人に説明することはできません。

言葉という道具をつかい形のないものに輪郭をつくる作業を行うことで、僕の感性に共感してくださる人がいる。
こういうことだったのか、とわかったような気分になった時、そこに通じ合えた喜びが生まれるのだと思います。

「そんなものが好きだなんて……」という言葉は禁句。
多くの人の共感を得られないものにも、価値はあります。

すべてのものは、それぞれに美しさを持っているのですから。

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※取材していただき、どうもありがとうございました。

タイトルは「僕の意識、あなたの意識」です。
ご興味のある方は、↓をクリックしてください。




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