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檜垣 涼
2021年7月3日 19:33
檜垣涼(ひがきりょう)と申します。小説家になりたい京都の大学生。よろしくお願いします🌸最終話です。一つ前のお話はこちらから読めます↓ 言ってから、ずっと左手に握っていた二枚の紙を彼女に見せる。 彼女は覚悟を決めた表情でそのチケットを受け取った。彼女は、それを僕からのお願いの対価だなんて考えない。「だから」 僕は、彼女に向けて小指を出す。「小説家になってください」
2021年7月1日 01:33
檜垣涼(ひがきりょう)と申します。小説家になりたい京都の大学生。よろしくお願いします🌸一話分ずつ、長編恋愛小説の連載を投稿しています。そろそろ終盤に差し掛かってきています!一つ前のお話はこちらから読めます↓ 印刷された彼女の小説を持っている彼女の思考には、当たり前だけどその可能性は浮かんでいない。「書いて欲しい」「……は?」 思わず飛び出た呟きといった感じだった。「こ