見出し画像

ハイブリッドeVTOLプロジェクト、クラファンでの挑戦を終えて。

皆さん、こんにちは!#HIEN Aero Technologies公式アカウントです。

私たちは、「日本で失われてしまっている”航空機を設計し、作って、飛ばす” 技術をeVTOLで復活させ、次の世代に継承する」をミッションに、国産スケーラブルハイブリッドeVTOLを開発しているスタートアップ企業です。

私たちは今年7/11-7/29の期間、イークラウド様にてクラウドファンディングに挑戦いたしました。その結果につきまして、ご報告と感謝をお伝えいたします。ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。


1. クラウドファンディング挑戦の結果について

まずクラウドファンディングの結果について報告させていただきます。結果としては、

  • 応募者数:64人

  • 集計額:15,000,000円

という結果となり、目標額30,000,000円のプロジェクトとしては未達という結果となりました。

2. クラウドファンディング挑戦の背景について 

クラウドファンディング挑戦の背景につきましては、過去のこちらの記事をぜひご参照ください。

端的に申し上げますと、

  • ハイブリッドeVTOLを実機へと結びつける資金調達

  • eVTOLという新たな価値を創出するためのビジョンの共有

という2つの目的が今回のクラウドファンディングにはありました。1つ目に関しては未達成という結果に終わりましたが、2つ目の目的に関しては一定の成果が得られた実感があります。

日本の航空機開発はプラスの成長も見られつつ、航空機事故やプロジェクトの頓挫など、マイナスの側面の印象も社会に与えてきたと認識しております。昨今の万博への取り組みや技術者の減少を含め、決して手放しで喜べる現状ではないと言えるでしょう。

しかし、そういった中で数多くの方の注目をいただいたこと、実に64人もの方に応援していただいたことを心から嬉しく思います。またプロジェクト中も応援の声を多数いただきました。私たちは新たな領域の航空機により新しい価値を作ろうとしていますが、決して荒唐無稽な未来のビジョンを掲げるわけではなく、世界規模で求められる航空機のニーズ、現在の技術、現在の社会課題の3つを吟味して、本当に必要とされる、かつてない航空機を開発しています。

「決して誇大に見せず、あるがままを、誰もが目線を合わせてディスカッションできるよう伝える」こと、そして「まず作る、飛ばす。できることを示す」ことを私たちは何より大切にしています。それが今回少しでも皆さまに伝わりますと幸いです。

コミュニケーションを通して、皆さまの認識と期待、そしてハイブリッドeVTOLというプロダクトが確かに必要とされていることを再認識いたしました。また同時に、皆さまが不安に思われる点や懸念、社会的なリスクなども大変勉強になりました。私たちはベンチャーです。得られた教訓は迅速にプロダクト、そしてビジネスモデルに反映し、それを今後ともお伝えし、議論し続けることを約束します。

こういった社会情勢の中、リスクを軽視したり、コミュニケーションを軽視したりした開発、そして社会実装を私たちは行いません。私たちは今後も情報発信に努めてまいります。どなたでも今後ともお気軽にSNSにてご質問・ご相談ください!

3. 募集期間中に発表した情報について 

募集期間中には、HIEN aero Technologiesについて多くの情報を発信いたしました。ほとんどの情報は、公式X、公式Instagramにて引き続き確認いただけます。

特に、Swiss drones AGとの販売代理店契約は国内初となる大型UAVの社会導入への第一歩であり、私たちのDr-Oneの社会導入に先駆けたeVTOLでの課題解決に向けた大きな柱の一つです。

今後こちらの動向にもぜひご期待ください!(興味を持たれた方はぜひご連絡ください!)

4. HIEN Aero Technologiesのこれからについて

最後に、HIEN Aero Technologiesの今後についてですが、私たちは新たな形での資金調達も模索しつつ、引き続きハイブリッドeVTOLの研究開発、そして社会導入に向けての取り組み、私たちの技術を用いたビジネスの展開を続けてまいります。

そして応援してくださった皆さまに、引き続き社会インフラを支えるハイブリッドeVTOLという夢への歩みをお届けします。

また、今回のクラウドファンディングを通してHIENに興味を持たれた方や個人投資家の皆さまに向けての情報も随時発信してまいりますので、法人の方も個人の方も下記フォームよりお気軽にお問い合わせくださいませ。また、各SNSのメッセージ等もご活用いただけますと幸いです。

この度は応援いただき、本当にありがとうございました。引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします!