距離感って大事。

朝からぶどうの作業をしました。

「あれ～？　久しぶり～」

「今日休みだから手伝ってる～」

「年とったってことだね（笑）」

「そーだね～」

となりの畑で同級生が手伝っていました。

お互い嫌いだったのにね（笑）

ぶどうのジベレリン処理という
種なしにする、粒を大きくするためにする作業をしました。
そのあとは、傘かけをして日焼けや雨、風から守ります。

ぶどうは作業がたくさんあります。

種類にもよりますが、

ジベレリン、
傘かけ、
傘外す
ジベレリン
袋かけ

こうやって
自然の恵みと農家の世話によって
粒が大きくて種なしで甘いぶどうに育ちます。

子育てと一緒だな。

まだまだ小さいぶどうを見て
そんなことをふと感じました。

手間がかかる子もいれば、
ほったらかしでも、ちゃんと育つ子もいます。

親からしたら、
どれも大事な大事な子なんですよね。

こう作りなさいよ、みたいな説明書はあるけど、
そのとおり、当てはまるわけではないんです。

太陽と自然に任せるときもある。

朝、畑に行って、
様子を見て、さわったり、声かけしたり、
適度な距離感で見守っていきたい。

そうやって愛情かけて大人になった子たちが
みなさんの食卓に出てくることを想像しながら作っています。

あおきえんのした単純作業が
知らない誰かの食卓で笑顔のきっかけになれば、
こんなに嬉しいことはないです。

ちょっと　彩り　っぽく言ってみましたが…

僕の伝えたい想いです。