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その資格、本当に必要ですか?
「資格は必要か?」と質問すると、多くの人が「必要だ」と答えると思います。
でも、「なぜ、必要なのか?」を問うと、歯切れの悪い答えが返ってくることが多い。
「かっこいいから」
「キャリアアップに繋がりそうだから」
といった感じです。
このように、肩書きが欲しいという理由で、資格を取るのはやめた方が良いと思います。
「資格を取って、最終的に何がしたいのか」を語れないのであれば、おそらく無駄になるだけです。
ここでも、やはり目的意識、信念が大切だと考えています。
Whatでも、Howでもなく、Why「なぜそれをするか?」が大切なんです。
↓前も少し書きましたが↓
なぜか?
理由は二つあります。
①目的意識がない限り、価値を生み出すことはできないから。
②信念がなければ、当人だけでなく、周りを不幸にする可能性があるから。
まず、1つ目の理由「目的意識がない限り、価値を生み出すことはできないから」について。
目的意識なく、資格を取とろうとする人は、ただの頭でっかちになります。
ひたすらインプットするものの、価値のあるアウトプットをしようとしない…こういう人って結構多くないですか?笑
これでは、目的と手段が入れ替わってしまっています。
本来、アウトプットするために、インプットするわけですからね。
日本の教育は詰め込み型、暗記型です(ホリエモンもよく指摘してますよね)。
そうやって育ってきたから、日本では「インプットこそが正義」と思い込んでいる人が多い。
でも、これではいけません。
アウトプットをしない限り、社会・会社においては無価値の存在に等しい。
車で例えてみます。
「人を目的地まで快適に移動させたい」というのが車の目的です(この目的があったからこそ、車が生まれたわけです)。そして、車にとってのインプットはガソリン、アウトプットはスムーズに高速走行することです。
もし、やたらガソリン食うけど、ほとんど走らない車があったら…少なくとも機能面での価値はないということになります。
これは人間にもあてはまります。
目的意識があるから、価値のあるアウトプットができる。
目的意識もなく、インプットしても、何も生まれない(生まれるのは自己満足のみ)。
ちなみに、人間のアウトプットレベルには、4段階あると考えています。
知識だけ=四流(単なる知識を持て余す人、評論家)
知識+実践=三流(単純作業する人)
知識+実践+想像力=二流(既存のものを改良・改善する人)
知識+実践+想像力+目的意識・信念=一流(イノベーションを生み出す人)
どうせ努力するなら、一流を目指すべきだと思います。
次に、2つ目の理由「信念がなければ、当人だけでなく、周りを不幸にする可能性があるから」について。
「人を助けたい」「人を守りたい」という強い志があって、医者や法曹を目指すのは、素晴らしいことだと思います。
(そもそも資格がなければ、医者、法曹の仕事はできないですし)
でも、「なんとなくかっこいいし、高収入だから」という軽い気持ちで、医者や法曹になる人がいたら、どうなるでしょうか?
恐らく、企業・組織側と当人の間でミスマッチが起こるでしょう。
当人には志がないから、「なんでこんな辛い仕事をしなければいけないんだ」と思いながら、嫌々仕事することになる。
企業・組織側は「あんな仕事ぶりではダメだ。仕事を任せられない。こんなことなら採用しなきゃ良かった。」と思う。
そして、何より(当人からサービスを受ける)クライアントが不幸になる。
やっつけ仕事に満足を感じることはないだろうし、下手したら「医療過誤」「冤罪」が起こるかもしれない。笑
これは極端な例かもしれません。
でも、さしたる信念もないのに、資格を取り、それをもって仕事に従事すれば、周りの人に迷惑をかける可能性がある。
これは理解しておいた方が良いと思います。
おっと、意外と長文になってしまいました。。笑
まとめます。
資格を取る時は、「目的、信念はあるか」と自分に問いかけましょう。
もし、さしたる目的、信念がないのであれば、無駄な努力になるかもしれないので、一度立ち止まって良く考えてみるべきです。
資格を取らずとも、
・目的意識、信念を明確に持つ
・必要な知識をインプットする
・価値のあるアウトプットを繰り出していく
これらを意識すれば、一流になれるはずです。
私も一流(イノベーションを生み出す人)になるべく、努力していきたいと思います。
それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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