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誰かに本気でよりかかることで、さらに高く飛べる

はじめに

スポーツ脳から考えて、仕事脳でアウトプットする手法は6歳からスポーツをしてきた自分にとっては、わかりやすいのかもしれない。スポーツでの経験からの学びを抽象化して、仕事に活かす。

10月10日(土)ライフワークとなっている、トレイルランニングの人生最大のチャレンジがある。それに向けての経験から考えてみる。

KOUMI 100

長野県小海市で行われる、トレイルランニングの100マイルレース。全長約33kmの山のコースを5周(合計165km)を制限時間36時間以内に走り切るレースである。トレランで100マイル=160kmを完走したランナーをマイラーと呼ぶのだが、僕のレースでの最長距離は145kmなので、まだマイラーにはなれていない。人生の最長距離で染谷未到のゾーンである。この大会には並々ならぬ思いがある。2017年、2018年とこのレースにエントリーしたが、共に途中で力尽きて棄権。再挑戦のため入念な準備をした2019年は台風19号が直撃で中止となった。2020年には3年越しの思いがあるのだ。また、日々一緒に走っているランニングチームの仲間も多くエントリーするため、まさにチーム戦となる。

ペーサーの存在

また、4周目、5周目はペーサーと言って併走するランナーをつけて良いのだが、そのペーサーにアスリートサポート事業を行っているコアデザイン代表の塙くんがついてくれることになった。そして、KOUMIまで残り10週となった時期に#KOUMICHALLENGEと銘打ってパーソナルトレーニングのプロジェクトを立ち上げた。約2ヶ月半を、これまでのトレイルの走り方を改善するため、体幹を意識的に使うトレーニングを行った。
コンディショニングや、お互いの休日に一緒に山に行ったりと、まさに2人3脚でこの期間を過ごしてきた。これだけの仲間、ペーサーがいる中で心が折れることは決してない。ここまでの準備もしっかり行ってきた。必ずや最高に楽しんで完走してみせる。

背中を預ける

トレイルランニングやマラソンなどは、個人のスポーツだと思う人がほとんどだろう。現に、僕がバテた時に代わりに走ってくれる人なんていないし、ルール上は、その時点で失格だ。ただ、この挑戦は多くの人に支えられている。チームの仲間、一緒にエントリーして現地に行く仲間、サポートしてくれる仲間、ペーサーの塙くん、そして、直接的でなくても、関わる全ての人によって成り立っている。人生においてここまで誰かに、よりかかったことはない。何事も自分で完結しようとする傾向が強い人間なので、人に迷惑かけるのも好きではないし、それなら一人で行おうと思うタイプである。ただ、今は、戦場でいうところの背中を完全に預けている。落ちたら死が待つような高所で命綱を仲間に持ってもらっている状態である。この感覚は、初めてで、支えてもらっているから、その分それを力に変えて一点集中する。迷惑かけることは承知で、情けない姿や、かっこ悪い姿なんかも全部見せて良いから、その分、このKOUMIをみんなの応援に答えるためにより頑張ろうと思える。

スポーツと仕事のスタンス

個人的な意見だが、身近な仕事関係の人間を見ていると、何かに秀でた能力を持っている人は、例えば、能力を五角形のパラメーターで言うと歪な形をしていることがあると思う。その分、ある一点が非凡に秀でているわけで、他の部分は、周りの人たちがなんとかしてくれる。もしくは、その非凡さに惹かれ、その他を助けられる能力を持った人間が集まってくる。僕自身は、どちらかと言うと、助ける側で、突出した何かを持っていて、その一点で突破力があるタイプではない。自分が何かに猛進していてもできていない部分が見えてしまうと、そこをまずしっかりとこなそうとしてしまうタイプである。同時に、猛進のアクセルも緩み、減速していく。と言うことがあったかと思う。だから、よくnoteでも書くが積み上げ型だと思っている。そんな自分がスポーツにおいては、今逆の立場にいると言うのが自分としてはとても面白い。

コーポレートに転換

これまでコーポレート専任になってからほとんどの業務を行ってきたのだが、当然、目線は些細な方にいく、細かいタスクが無尽蔵のように増えていくし、僕がとりこぼしたら、誰も拾わないタスクであるからだ。従来の自分のタイプであれば、このままで良いだろう。しかし、今現在感じている、スポーツにおける逆転の立場は、業務においても転換できるのではないだろうか。最大限の価値を出すため、それ以外を頼れる誰かに預けるのだ。タイミング良く、つい最近、頼れるインターンがコーポレートにジョインした。彼は、スマートだし、アメフト経験者で、いわゆるスポーツ系人種のノリもわかっている。直属なので、細かいことも厳しいことも僕は伝える。同じ業務を阿吽の呼吸で行って、相乗効果を出したいので、1番ことうるさく接している。期待があり、頼りにしているからだ。逆に彼も僕の進め方が業務上納得いかないととことん意見を言ってくれる。そんな頼れる仲間ができたので、これまで僕が持っていた業務はどんどん彼に託そうと思う。

最大限の価値を発揮するために

あとはコーポレート業務でも高く飛ぶだけだ、迷惑かけてもいいからその分最大限の力を発揮しよう。背中を彼や会社の仲間に預けて良いのだから、より未開の領域に身を投じよう。人生はうまい具合にタイミングが巡ってくるもので、弊社は10月から下半期に入るのだが、組織の再編成を行う予定である。数年後振り返った時に2020年10月の変化は大きかったと感じる変化に差し掛かっていると思う。これまで、コーポレート全般を広く行ってきたが、10月以降バックオフィス業務は別のメンバーに任せて、私自身は、会社の文化醸成とコミュニティ化が専任の業務となる。ここで価値を発揮することが存在意義なのだと確信している。

さいごに

下半期の計画を立てながら並行してこのnoteを仕上げているのだが、まずは全体を捉えて、自分が今何をしているのかが大事になってくると思う。トレランもそうだ。現在地がコースマップのどのくらいの位置にいて、このあとどういったコースが待っており、自分の状態や装備をどのくらいか把握していなければならない。仕事だと、ついつい目の前のタスクに意識が行きがちであるが、ゴールを念頭に置きながら、状態に合わせて修正しつつ一歩一歩進んでいきたい。

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