見出し画像

【2021年度版】短期集中型パーソナルトレーニングジム店舗数ランキング

こんにちは!
渋谷、大宮でパーソナルトレーニングジム「Sharez(シェアーズ)」を運営している、岡崎秀哉(@hide_sharez)です。

今回は、いわゆる2ヶ月◯◯万円というプランがある「短期集中型パーソナルトレーニングジム」の主要プレイヤーについて、店舗数をランキング形式にする事でまとめていきたいと思います。2021年、8月現在の情報をもとにしています。
2020年にもまとめたので、この1年の変化も踏まえて個人的な意見を乗せながらご紹介していきます。
2020年の記事はコチラ↓↓

1.短期集中型パーソナルトレーニングジムとは?

パーソナルトレーニングジム業界に詳しくない方の為に、改めてパーソナルトレーニングジムの種類について説明していきます。
パーソナルトレーニングジムは、2010年代に入り、急増してきており、今となっては様々なタイプがあります。

・短期集中型
・回数券型
・定額通い放題型

大きく分けると、この3つのタイプがあり、「短期集中型」とは、2ヶ月16回、1ヶ月8回、3ヶ月24回などで期間を限定し、ストイックに結果にコミットしていくタイプのパーソナルトレーニングサービスです。
「回数券型」とは、1回◯◯円、10回◯◯円といった形で回数券として提供しているサービスです。初期費用が安く済んだり、気軽に自分のペースで通えるので、長期的に継続したい方向けのサービスと言えます。
近年増えてきたのが、「定額通い放題型」で、月額◯◯円で通い放題、というタイプです。定額なので、料金を気にせず通うことができ、高頻度で通いたい人向けのサービスと言えます。
さらに細かくいうと、月会費+回数券型(弊社Sharezはこの形です)や、エステや有酸素などの他のサービスとセット型などもあります。

2.短期集中型パーソナルトレーニングジムの業界動向は?

コロナ前は、どのパーソナルトレーニングジムも徐々に店舗数を増やしていっていましたが、コロナ禍の状況となり、2020年〜2021年は多くのパーソナルトレーニングジムが店舗数は変化なし、もしくは少し減少気味でした。
その中でも、数社が店舗数を増やしており、少し勢いのあるパーソナルトレーニングジムが目立っている印象です。
店舗数が多いパーソナルトレーニングジムの中では、

・APPLE GYM(アップルジム)
・BEYOND(ビヨンド)
・Chicken Gym(チキンジム)
・MIYAZAKI GYM(ミヤザキジム)
・REVIAS(レヴィアス)

この辺りが店舗数を増やしています。特に、BEYOND(ビヨンド)、Chicken Gym(チキンジム)の2社はWeb広告やSNS広告も積極的に使ってPRしているイメージがあります。
今後のこれらのパーソナルトレーニングジムの成長に注目です。

3.【2021年度版】短期集中型パーソナルトレーニングジム店舗数ランキング

では、2021年8月現在の情報を参考に、2021年度版の短期集中型ダイエットジムの主要なプレイヤーについて、店舗数のランキング形式で紹介していきます。あくまで店舗数なので、1店舗あたりの規模や売上などは考慮していませんので、ご了承下さい。

■RIZAP(ライザップ)

言わずと知れた業界最大手のパーソナルトレーニングジムです。
全国に129店舗展開しており、1店舗あたりの規模もパーソナルトレーニングジムとしては大きなところが多いです。1店舗で同時に10セッション以上できる場合もあります。
コロナの影響で、やや出店、閉店はありましたが、結局昨年と店舗数は変化なし。2012年のオープン以降、これまでかなりの勢いで出店してきていましたが、ステイという状況です。
コンビニとのコラボや、スタジオ運営、スポーツ業界への参入、ゴルフ、英語、料理など事業も多角化してきているので、特に日本国内では店舗出店自体はもうあまり進まないのではないかと個人的には推測しています。

■24/7 workout(トゥエンティフォーセブンワークアウト)

コチラも、ずっと業界2位を走るパーソナルトレーニングジムです。
全国に66店舗展開しており、RIZAP社同様、1店舗あたりの規模もパーソナルトレーニングジムの中では大きい方です。
コロナの影響もあり、昨年よりやや店舗数が減っている状況です。
コチラもRIZAP同様、事業を多角化しているところですが、料金形態はRIZAPよりも安いですし、まだ出店の余地はある気がします。

■APPLE GYM(アップルジム)

2017年にスタートしたパーソナルトレーニングジムで、元RIZAP、元Policyのトレーナーが立ち上げています。
現在関東を中心に38店舗展開しています。昨年は30店舗でしたので、コロナ禍でも店舗数を増やしてきており、勢いを感じます。
1店舗の規模としては、マンションの1室タイプが多いです。

■BEYOND(ビヨンド)

元々はフィットネスモデル、コンペティターのエドワード加藤さんを看板トレーナーとしていたパーソナルトレーニングジムです。
現在は、エドワード加藤さんは離れていますが、むしろその後出店の勢いは増しており、昨年26店舗でしたが、現在関東を中心に37店舗展開しています。
1店舗あたりの規模はRIZAP、24/7ワークアウト程ではないですが、大きめです。

■リボーンマイセルフ

女性専門のパーソナルトレーニングジムとしては、日本最大です。
RIZAPなどよりも早く、パーソナルトレーニングジムを全国展開しており、2015年には50店舗まで展開していましたが、その後競合が増えたり、社内トラブルなどがあり、やや停滞気味な印象はあります。
それでも現在、36店舗展開しており、1店舗あたりの規模もRIZAP、24/7ワークアウト程ではないですが、大きめです。

■REVIAS(レヴィアス)

かつてベストボディジャパンのコンテストで活躍し、現在はご自身でコンテスト主催も行なっている、村松氏が運営する、パーソナルトレーニングジムです。
昨年は18店舗でしたが、現在は30店舗まで一気に店舗数が増えています。
1店舗あたりの規模は、大きめのテナントタイプです。

■B-CONCEPT(ビーコンセプト)

コチラもシェイプスと同じく、女性専門のパーソナルトレーニングジムです。昨年より少し増えて、現在関東を中心に28店舗展開しています。
1店舗の規模はマンションの1室タイプが多いです。

■Chicken Gym(チキンジム)

大元はメンズ脱毛の「メンズクリア」という会社で、居抜きなどを利用して急速に店舗を増やしています。
コロナ禍でも昨年より7店舗増えており、現在全国に28店舗展開しています。SNS広告も積極的で、タレントを起用したPRもかなり行なっており、まだまだ増えそうです。
完全個室ではないですが、1店舗あたりの規模も大きめです。

■LiME(ライム)

元FiNCのトレーナーが立ち上げたパーソナルトレーニングジムです。
昨年よりも5店舗増え、27店舗となっています。
1店舗あたりの規模感はマンションの1室タイプが多いです。

■CALORIE TRADE(カロリートレード)

FCでどんどん店舗を増やしています。現在、東海地区を中心に20店舗展開しています。
1店舗の規模としては、マンションの1室タイプが多いです。

■PALMS(パームス)

関東圏を中心に、12店舗展開しています。一時期、かなりのスピードで出店していましたが、昨年から店舗数は変わっていない状況です。
1店舗の規模としては、マンションの1室よりは大きく業界大手よりは小さいという感じの規模感です。

■Shapes girl(シェイプスガール)

女性専門のパーソナルトレーニングジムで、1店舗当たりの規模も比較的大きい店舗となっています。
パーソナルトレーニングがまだ流行っていない時期からある老舗です。
現在、海外も含め12店舗展開しています。

■RITA-STYLE(リタスタイル)

九州を中心に展開しているパーソナルトレーニングジムで、1店舗あたりの規模も比較的大きめです。
昨年と変わらず、現在、11店舗展開しています。

■D-hearts(ディーハーツ)

コチラは、FCで店舗を拡大しており、現在は10店舗(直営3店舗、FC7店舗)展開しています。
1店舗あたりの規模もマンション1室タイプよりは広めになっています。

■ASPI(アスピ)

NSCA、NASMの資格保有者のみをトレーナーとして採用し、指導の質を売りにしています。短期集中型ダイエットプランと、月1回〜の回数によって料金が変動する月額プランがあります。
2018年にスタートし、昨年から変わらず、10店舗展開しています。
1店舗あたりの規模は、大きめのテナントタイプです。

■MIYAZAKI GYM(ミヤザキジム)

昨年は6店舗でしたが、現在10店舗まで増やしてきており、積極的に店舗展開しています。
場所は都内エリアで、1店舗の規模感はマンションの1室タイプです。

■Bosty(ボスティ)

2015年からスタートしており、昨年は8店舗でしたが、コロナ禍でも1店舗増え、現在は9店舗展開しています。
1店舗の規模感としては、マンションの1室より広めのテナントタイプです。

■esthree(エススリー)

2013年からスタートしている、比較的老舗なパーソナルトレーニングジムで、一時期は16店舗ほどまで増やしていましたが、昨年9店舗となり、現在は7店舗となっています。
1店舗の規模感としては、マンションの1室タイプというイメージです。

■Bodyke(ボディーク)

https://bodyke.jp

出店エリアは都内で、昨年と変わらず現在7店舗展開しています。
1店舗あたりの規模感はマンションの1室よりも広いテナントタイプです。

■DIETA(ディエタ)

2015年からスタートしており、元RIZAPのメンバーが多いのが特徴です。
昨年と変わらず、現在7店舗(提携店舗含む)展開しています。
1店舗の規模感は、マンションの1室タイプ、もしくはマンションの1室より広めのテナントというイメージです。

■N(エヌ)

関西エリアに6店舗展開しています。昨年は4店舗でしたので、着実に店舗を増やしてきています。
1店舗あたりの規模感は、マンションの1室タイプです。

4.まとめ

上記で説明したように、数社が店舗数を伸ばしており、その他はキープか少し減少気味という状況ですが、短期集中型のパーソナルトレーニングジムが新しく登場した、という話は聞いた記憶がありません。
ですので、パーソナルトレーニングジム業界も多様化し、序盤に中心となっていたこの短期集中型のモデルから、回数券タイプ、定額通い放題タイプ、別サービスとの組み合わせタイプなど、業態の種類が増えてきている印象です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!
もしこの記事を読んで参考になったなと感じて頂けましたら、是非イイね、やSNSでのシェアをして頂けると非常に嬉しいです!

この記事関して、ご意見、質問等ございましたら、お気軽にご連絡ください↓↓





ありがとうございます!サポートして頂いた金額は、さらなるレベルアップに使わせて頂き、良いものをアウトプットする事で還元していきたいと思います♪