イチ小学校教師のリマインダー活用 #2
さて、今回はApple純正アプリである「リマンダー」をどのように活用しているかについて本格的に触れていきたいと思います。
もしよろしければ、リマインダーを活用するにあたり僕がどのような考えでここに至ったかを前記事で書いていますのでそちらも参照してください。
▶︎Apple純正アプリ「リマインダー」概要
「リマインダー」は簡単にまとめると、
設定した予定やメモをTODOリスト形式で保存し、
思い出させてくれる(=リマインドしてくれる)アプリ
だと言えます。
実はその機能は単なるTODOではなく、実に多岐にわたります。
まずはどのように「思い出させてくれる」か。
①設定日時で思い出させてくれる
期限や作業に取り組みたい日時を設定すればiPhone等のAppleデバイスに表示されます。
②場所で思い出させてくれる
位置情報を設定すれば、
●その場所に近づいた時に表示される
●その場所を離れたら(出発したら)表示される
③繰り返し設定でルーティーン化して教えてくれる
実は僕にとってこの機能が重要で、月に一回しかない家賃の振り込みや残高確認など、本当に助けられています。
▶︎iCloud連携で全てのデバイスで
Appleのエコシステムの中で生活しているような僕にとって、ここが重要。
所有している全てのデバイスをiCloudで連携させておくと、この四台が一斉にリマインドしてくれます。
ただ、時々びっくりします。
▶︎仕事の整理とリマインダー
かつては「カレンダー」アプリで全ての仕事を管理しようとしていました。
全ての予定を「カレンダー」に打ち込み、忘れないように全ての予定に通知を設定し・・・そして一回こっきりの通知だと不安になる僕は一つの予定につき、2回は通知が来るように設定して・・・
そんなことをしていると、ただでさえ忙しい教師のiPhoneはどうなるかというと・・・「通知だらけ」になります。
これでは本当に重要な予定を見逃してしまいます。
しかもカレンダーアプリでは通知を確認したら画面からは消えてしまう。
その点、リマインダーはTODOのチェックを入れない限り、
何度も画面で教えてくれます!
このおかげで、やり残しがだいぶ減りました!
ただ、このままでは前述した「通知だらけ」と矛盾します。
そこで「リマインダー」と、オリジナルデジタル教務手帳「iNote Cloud」で予定の整理をしています。
①「リマインダー」で管理している予定
●直近の仕事
●期限が近いもの
●ルーティーン化したいこと
②「iNote Cloud」で管理している予定
●年間の行事予定
●期限が遠いもの
●家族の予定(基本的に予定は一元化しないと混乱するので)
※「iNote Cloud」はGoodNotesなどのノートアプリ上で使うものなので、アプリがiCloud連携していればリマインダー同様に全てのデバイスで確認・編集が可能です。
これで通知がだいぶ絞られて、本当にすぐに必要な予定だけがデバイス上に通知されるようにしています。
▶︎リマインダーが本領発揮するデバイスはどれか
Appleの全てのデバイスで「リマインダー」はその力を発揮してくれます。
そしてデバイスによって作業の一長一短はあります。
僕は「小学校の先生として」考えた場合、もっとも本領発揮してくれるのは
Apple Watch
だと考えています。
子どもたちの相手をしている中、ポケットの中でiPhoneがブルっと震えても取り出せない時って結構ありますよね。
しかもそれが授業中だったり保護者対応中だったらどうでしょう。
絶対無理。
しかしApple Watchだと手首に通知が来るのですぐに確認することができます。
▶︎予定や仕事を整理することで生み出されるもの
結論から言うと、それは「時間」です。
僕はリマインダーを活用することで、昔の自分よりもだいぶ「時間」を生み出すことができるようになったと思っています。
時間を生み出すことができた=効率的に仕事ができた
ということで、前記事で述べた「時給換算での賃金アップ」を自ら行うことで「生産性」の向上に繋がったのではないかと考えます。
「生産性」を上げて教師自身の豊かな生活を送ることができれば、心と体のゆとりが生まれて、よりよい仕事=教育活動につながるのではないでしょうか。
▶︎ご紹介「iNote Cloud」
本記事でも紹介した、iPadをメインとしてiPhone、Macでも使えるデジタル教務手帳「iNote Cloud」を開発・配布しています。
以下の記事内にリンクがありますので、もしよろしければご利用ください(無料)。
今年も残り2ヶ月、年度でいえばあと5ヶ月ですね。
現在配布中の ver, 4.0 は今の2023年度対応ですが、来年度2024年度バージョンの ver, 5.0もそろそろ開発を始めようかな、と思っています。
もしごダウンロードしていただいた方で、「ここをこうすればもっと良くなるよ」「こんなページが欲しい」などアドバイスがありましたらどうぞご遠慮なくご連絡ください。
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