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80年代 煌めいてた いつも隣にいた音楽🎵 洋楽シリーズ <83年>

こんにちは、Hideです🎵

悲報ですが、「愛は勝つ」の大ヒットで知られるKANさんが、61歳という若さで逝去されました。

また、私が若い時に聴いていたミュージシャンの一人が天国に旅立ちました。

いつも元気に鳴る歌を届けてくれたKANさんに心からご冥福をお祈りいたします。

前回は80年〜82年の洋楽ヒット曲を紹介しました。

今回は、83年洋楽のヒット曲について書いていきたいと思います。

83年は、私が高校を卒業した年でして、就職もして車の免許も取得し、経済的にも自由に使えるお金が増えて、行動の範囲も広がりましたね。

社会に出るって、厳しい環境に置かれる事でもありますが、学生じゃ経験出来ないこともやれるので、楽しかった時期ですね。

特に83年は音楽も運転して聴く楽しみも増えましたし、セレクトも多くなっています。

では、楽しかった青春時代を振り返ってお送りしていきます。


『Flash Dance... What a Feeling』 / Irene Cara  1983年リリース

1983年に公開された映画「フラッシュダンス」の主題歌。

1983年にビルボードHOT100で第1位を記録。

プラチナディスクに認定されたのに加えて、1984年にはアカデミー歌曲賞とゴールデングローブ賞 主題歌賞を受賞した。この曲には、シンセサイザーが多用されている。

83年に公開されたが、映画評論家からの評価は低かったものの、国内では83年の映画で第3位になり莫大な興行成績を収めた。

世界中でも1億ドル以上の興行成績となった。

この映画をきっかけにブレイウクダンスが流行した。

サントラアルバムもヒットし、映画のサントラからヒット曲が生まれるという構図を作ったきっかけともなった映画だ。

マイケルセンベロの劇中で使用された「マニアック」もヒットした。

当時、日本でもスポーツクラブが各地で開店し始め、この映画がきっかけになりジャズダンスを基本としたエアロビクスという体操にダンスを取り入れた競技が誕生して、庶民の間でもブームになった。

現在のダンスブームの発端となった映画と曲である。

主役のアレックス役のジェニファービールスが18歳という設定でキュートで可愛かった。

昼は溶接工、夜はバーのダンサーとして働き、プロダンサーとなる為の養成学校への入学を目指している。

マニアックが流れる、個人でのトレーニングシーンと養成学校入学の為のオーディションのダンスシーンが見どころだ。

ダンスシーンは流石にジェニファーではなく吹き替えで撮影されている、

80年代初期にアメリカの文化と音楽プロモーションを変化させた映画と曲だった。

『カーマは気まぐれ』原題:Karma Chameleon / Culture Club 1983年リリース

ボーカルボーイジョージの奇抜な女装が話題になった

Billboard Hot 100で84年に3週連続1位を記録し、バンド最大のヒットとなった。

世界16ヵ国で1位を獲得した。7インチの通常のシングル版に加え当時流行の12インチシングルも発売された。

81年にロンドンで結成、華やかなルックスで、ニューロマンティックなバンドとして注目された。

ボーカルのボーイジョージの奇抜な女装と、太くてソウルフルな声が評価された。

軽い横ノリの曲調で、聴いていて楽しくなる感じがして、しょっちゅう車の中で聴いた曲でした。

『Girls Just Want to Have Fun』 / Cyndi Lauper  1983年リリース

このファッションも当時人気を集めた

84年2月の日本発売時の邦題は「ニューヨークはダンステリア」だったが、後に原題を片仮名表記に修正された。

プロモーション用を含め38ものバージョンがリリースされた。世界的にヒットした曲である。

アメリカではプラチナディスク、イギリスでは、シルバーディスクを獲得した。

シンセサイザーをふんだんに取り入れたサウンドが、カッコ良く自分も大好きな曲です。

シンディーの明るさと元気さが、音から伝わってくる感じで、楽しさ全開になる曲でした。

『見つめていたい』原題: Every Breath You Take / The Police  1983年5月リリース

作詞作曲:スティング

イギリスで4週連続1位、アメリカビルボードにて8週連続1位を記録。

『ローリング・ストーン』誌が選んだ「史上最高のロックソング500曲(The 500 Greatest Songs of All Time)」では84位、Billboard's All Time Top 100においては25位にランクインしている。

この曲は、ずっとラブソングだと思って聴いていたが、ストーカーの歌だと知りびっくりしました。

ギターのミュートがメロディーに合っていて、印象的な曲でした。

『Owner Of A Lonely Heart』邦題:ロンリーハート / Yes  1983年リリース

作詞作曲:トレヴァー・ラビン/ジョン・アンダーソン/クリス・スクワイア/トレヴァー・ホーン

イエスはイギリス出身の、プログレシップロックバンドだが、この曲はPOPな仕上がりで、全米初の1位を獲得した。

なんか、変わったサウンドと曲の進行が革新的な感じがしましたね。

サビの部分のメロディーが印象的な曲です。

『セパレイト・ウェイズ』原題:Separate Ways  / Journey  1983年リリース

アメリカのプログレシップハードロックバンド。83年のリリースしたアルバム「Frontiers」からのシングルカット。

WBC侍ジャパンのテーマ曲として、認知が広がった曲ですが、もう40年も前の曲なんですよ。

当時は、イントロのハードなギターがカッコよかったです。

ドライブソングとしても、私のカーコンポでヘビーローテーションで聴いた曲です。

『ロックバルーンは99』(ドイツ語99 Luftballons、英語99 Red Balloons) / Nena

ドイツ出身のバンド。84年にアメリカビルボードにて2位を記録、日本でも1984年4月から4週連続で1位を獲得した。

ドイツ出身のバンドの曲がヒットしたのは数少ない例であった。

ヨーロッパでは女性も脇毛を剃らないものだった

ボーカルのネーナはスリムで、ビーバーの様にキュートで可愛い女の子でしたが、PVで観た脇毛を見て、驚きましたね。

これは、国の文化で女子でも脇毛の処理はしない様です。

女子は脇毛の処理をするものだという私達日本人の意識はドイツとは異なると知ったのでした。

ヨーロッパのスポーツ女子選手も剃らないのが慣習であった。

そこにも文化的な驚きがあった。

ノリの良いロックンロールのメロディーにドイツ語が載っているのが新鮮だった。

歌の繋ぎめに入る、シンセサイザーの斬新なフレーズが印象的な曲でした。

『ジョアンナ』原題:Joanna / Kool & the Gang  1983年11月リリース

アメリカニュージャージー州出身のファンクバンド。

アメリカでは、最高2位まで上昇した。イギリスでも2位を獲得。USA R&Bチャートでは首位に立った。

地味にも感じる曲でしたが、春風に乗る、爽やかなバラードで私は大好きでした。

ノリの良い曲の中に、この曲を入れることで、ドライブ中にもアクセントになった。

『 Rockit』 /  Herbie Hancock  1983年リリース

作曲者:ハービーハンコック

アメリカシカゴ出身の、ジャズピアニスト・シンセサイザー奏者

第26回グラミー賞で最優秀R&Bインストゥルメンタル・パフォーマンス賞を受賞し、ハンコック初のグラミー受賞となった。

この曲はHIP HOPの要素をふんだんに取り入れた、革新的な曲になっている。

歌無しのインストロメンタル。

最初聞いた時は、曲の凄さがわからず、つまらなく感じてしまったが、徐々に画期的サウンドに刺激を受ける様になった。

「白鳥」などピアノアルバムが多く評価されていたが、全く色を変えたアルバム「Future Shock」で見事に色を変えたハービーのチャレンジは素晴らしいものだった。

その後のポピュラーミュージックに大きく影響を与えたものでした。

振り返ってみれば、1983年は名曲揃いでしたね。

私自身も楽しい時期だったので特に思い出深かったのですね。

シンセサイザーの起用も、どんどん進化していきましたね。

煌めいていましたね。では、また次回お楽しみに…

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