昭和歌謡の名曲♪ その1
こんにちは、Hideです🎵
最近、昭和ブームみたいですね。
アナログレコードも見直されて、発売もされている様です。
私も中学高校生くらい迄はは、レコードでしたね。レコードかカセットテープしか無かった訳ですから仕方の無いことでした。
CDが普及してから、ダイナミックレンジつまり音域が広がり、シンバル等高音域が潰れずに再現できる様になり、特にクラシック音楽などに向いていると言われました。
アナログ録音では高音のシンバルの音や重低音のコントラバスやバスドラの音が潰れてしまっていたのを、原音のまま忠実に再現できる様になった事は、視聴者からしたらかなり画期的な革命だったのですよ。
音飛びを気にしなければならないレコードや、テープが伸びてしまい劣化が激しいカセットテープに比べ、音源をデータとしてあっという間に、スマホなどにコピー出来て、それまででは持ち歩けない大量の容量の曲を手軽に持ち運べていつでも聴ける状況になりました。
当時はカセットテープを小さなボディーでステレオ再生できるウォークマンが発売された時ですら凄いと感じたのに、それから比べたらこの40年でとてつもない進歩しましたね。
レコードに比べると、回転ムラも無く、忠実に録音した音を再生できるCDは正にすごい開発でしたね。
しかしながら、アナログ録音のレコードは温かみがありキンキンとした耳障りも無いので心地よく聴けましたね。
うちにはもうレコードはありますが、それをかけるプレイヤーもありません。
カセットテープを再生するカセットデッキも、VHSビデオテープを再生するビデオデッキもありません。
ソフトがあるのにそれを再生するハードがないのです。
レトロな感じで、またレコードを聴いてみたいですね。
子供の頃聴いていた歌謡曲って、日本的情緒が感じられ名曲も多く存在します。
今回は、私が子供時期から少年期にかけて聴いてきた名曲を紹介したいと思います。
シクラメンのかほり / 布施明
作詞作曲:小椋佳
オリコン週間最高順位1位 1975年度年間順位2位
第6回日本歌謡大賞受賞 第17回日本レコード大賞受賞
第8回日本作詞大賞受賞
当時私は小学5年生で、暗〜い歌だなと感じつつ人の心の揺れ動きを、詩的に表現している素晴らしい楽曲だなと感じさせてくれました。
「愛燦燦と」など〜銀行員として働く小椋佳さんの楽曲は、情緒あふれる素晴らしい曲が多いですよね。
この年の賞レースを総なめにして、いつの間にか覚えてしまいました。
このタイトルの”かほり”というのも日本的のおくゆかしさを感じる名曲です。
時の過ぎゆくままに / 沢田研二
作詞:阿久悠 作曲:大野克夫
オリコン週間最高順位1位(5週連続) 1975年度年間順位4位
売上枚数は92万枚 沢田最高のヒット作
沢田自身が主演のTBSドラマ「悪魔のようなあいつ」の主題歌
当時逮捕されていない3億円事件の犯人役として沢田が好演した。
私のジュリーが好きで、リリースから3年後にレコードを購入している。
気だるいギターのイントロが印象的なバラードである。
何人ものミュージシャンにもカバーされた昭和を代表する名バラードである。
やさしい悪魔 / キャンディーズ
作詞:喜多條忠 作曲:吉田拓郎
オリコン週間最高順位4位 1977年度年間順位27位
1974年の森進一「襟裳岬」に続いての吉田拓郎による歌謡曲への提供作品。
中学1年の時にこの曲をテレビで見たが、可愛いデビルって感じの衣装で歌うキャンディーズはちょっとセクシーで、腰を振って指差す振り付けは印象的だった。
1977年(昭和53年)は、フォーク・ロック系のニューミュージックが台頭して来た頃で、拓郎節が効いたちょっとフォークっぽい、あ〜拓郎作曲だとわかるメロディーラインだった。
個性が強い曲を女性アイドルグループのキャンディーズがきれいなハーモニーで見事に歌いこなしていた。
乙女座 宮 / 山口百恵
作詞:阿木耀子 作曲:宇崎竜童
オリコン週間最高順位4位 1978年度年間順位41位
TBSザ・ベストテン最高順位3位 1978年度年間順位24位
昭和の歌謡曲を語る上で、山口百恵は外せない。
この阿木耀子宇崎竜童夫妻のコンビは、多くの百恵のヒット作を生み出した。
中学1年の冬にFMからカセットへ録音してよく聴いていた好きな曲です。
テレビの歌番組でも可愛い衣装で歌い、ちょっと憂のある百恵ちゃんは素敵だったですね。
私の中では今も永遠の歌姫です。
聖母たちのララバイ / 岩崎宏美
作詞:山川啓介 作曲:木森敏之、John Scott
オリコン週間最高順位1位(4週連続) 1982年度年間順位3位
TBSザ・ベストテン最高順位1位(5週連続) 1982年度年間順位2位
第13回日本歌謡大賞受賞 累計売上枚数130万枚
日テレ「火曜サスペンス劇場」の初代エンディングテーマ
第13回日本歌謡大賞受賞 規定により外国人作曲者の楽曲はレコード大賞を受賞出来なかった。
当初シングル発売は予定されていなかったが、「火サス」を観てこの曲を知った視聴者から作品化の要望が強かった為、レコードにした曲である。
都会で企業戦士として働く男性を、聖母の様な愛で包みこむ無償の愛を歌ったこの曲は、日本を代表する歌唱力を持ち清潔感ある女性の岩崎が歌うことにより一層ウケたと感じています。
当時、岩崎は艶のある声とずば抜けた歌唱力で日本女性シンガーで3本の指に入ると言われていた。
2コーラスの歌詞で「恋ならばいつかは消える けれどももっと深い愛があるの」の部分が高校生の自分に刺さった曲でした。
山川啓介氏の歌詞は人間の深い部分を表現する事に長けている作詞家でした。
この曲は音域が広く岩崎が歌えるギリギリのキーであった。
ライブにおいては半音下げて歌っていた。
岩崎宏美の代表曲で昭和の歌謡界においても、テレビから生まれた名曲中の名曲だ。
ゆ・れ・て湘南 / 石川秀美
作詞:松本隆 作曲:小田裕一郎
オリコン週間最高順位39位
第24回日本レコード大賞 優秀新人賞受賞
高校3年の時に聴いてた曲だが、青春時代の夏の恋の終わりを、男性目線からの視線で描かれている。
石川秀美は元陸上選手で健康的な美脚が魅力のアイドルだった。
それまで訪れた事のない湘南海岸への憧れからよく聴いた曲です。
女性アイドルながら夏の終わりに聴きたい名曲です。
冬のリヴィエラ / 森進一
作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一
オリコン週間最高順位10位(4週連続) 1983年度年間順位41位
TBSザ・ベストテン最高順位5位 1983年度年間順位36位
第16回日本作詞大賞受賞
サントリー・ウィンターギフトソング
1974年にレコ大を受賞した「襟裳岬」に引き続きニューミュージック系のシンガーソングライターからの提供曲をハスキーボイスで見事に歌いこなした。
リヴィエラとはイタリア語で「海岸」という意味。
襟裳岬はフォーク調だったが、この曲は大瀧制作のナイアガラサウンドの楽曲。
重厚なナイアガラサウンドがイタリアの浜辺を連想させる中、男の哀愁を感じさせる曲だった。
当時演歌の大御所の森進一に字余りソングを歌わせ、森も違和感無くポップス調の曲を歌いこなしている。流石はプロだと感じさせてくれました。
当時、高校3年生だったが、前年にロンバケを大ヒットさせた大瀧が、遂に演歌歌手の森進一までもナイアガラサウンドを広めたか~と思いました。大瀧の凄さを改めて感じさせてくれた名曲ですね。
今回は、1975年(昭和50年)〜1983年(昭和58年)の歌謡曲の中で私が好きだった曲を選びました。
もうこの時代になると、日本歌謡曲=演歌という図式では無くなって来ましたね。
70〜80年代は、飛躍的に日本の音楽界が変化していた時期で、歌謡曲もただの大衆曲では無くなって来ました。
音楽性の著しい進化が見られた頃でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回に…
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