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生きた情報は、足と頭を使って見つけ出せ!

こんにちは、Hideです(^^)/

普段、私はテレビやラジオ、新聞それとインターネットと、あらゆる媒体から情報を入手しています。

どれもそれらしくあり、時にそんなことって~あるの?

と懐疑的に思える情報もあります。

今や、ビジネスもスポーツに至るまで何事も情報をどれだけ持っているかで、大きな差がでますよね。

有益な情報なら売買される場合も多いです。

今回は、データとはまた別な角度から見た「生きた情報」に関してお話していきますね。

氾濫している情報、数値化されたデータ、参考になるのは間違いありませんが、そこに落とし穴があるのも経験上否めません。

興味のある方も、そうでもない方も参考になる部分があるかと思いますので是非読んでみて下さい。

データは数値化したもの その数字は何故なのか?商売は現場で起きている

データは数値化したものである、という事は、今や小学生でも知っている話です。

スポーツなどは小中学生のチームでも活用しているのが実情です。

もはやデータの活用は当たり前の時代なのです。

ですが...ですよ!

ここからがポイントなのです!

私が営業をしていた頃を例にお話をしていきます。

現代では、顧客毎の売り上げがPCやスマホから、リアルタイムのものを簡単に見て確認出来る時代です。

ある意味、数字はガラス張り状態な訳です。

数字って傾向を掴むには非常に参考になりますが、実際は何故その数字になったのかは、机上の数字だけではわからないものです。

画面上の数字だけでは、憶測と推理の域で、真実をわからないまま終わりになってしまいます。

売れる売れないというのは、はっきりとした原因は全てわかるかというと、それは不可能なのです。

ですが、現場に行ってみると数字には出てこないありとあらゆるものが見えてきます。

リアルな話だと、商品を仕入れて販売する担当者が原因という場合もあります。

つまりその商品を売る人が、その商品に対して、良い物とか売れる商品と思っていない。

担当者の商品に対しての印象で、売れ行きも変わってしまうのです。

他にも、店に訪問して来るメーカーや商社の担当セールスが嫌いだから...なんて話は意外とよくあるんですよ。

それは、訪問する担当セールスの営業力の無さが原因だと、営業経験のある私は感じます。

商売とはいえ人と人の関係性は難しいもので、相性の良し悪しも影響します。

商品の説明自体がちゃんとなされていないなんて事もよくあるパターンです。

それ以前に得意先にセールスが訪問していなく、本来売れる物でも、商品説明がされていない。

だから、店側もその商品の知識がないので、販売に力が入らない。

あとは、単純に仕事に対してのやる気ぐないとか…

ライバルメーカーから破格の条件が出ていてそちらを売っている等々...

得意先側の努力や、メーカーとの信頼関係等、セールスマンの力量以外にも、店の立地が悪い、とか客層によるものなど、売れる売れないの原因は色んなケースがあるのです。

これでは、いくらPCと睨めっこしていても、本来の原因もわかりませんし、今後の対策も練れませんよね。

ずばり言えば現場に足を運んで、自分の目で確認しなければ、現実の状況は見えてこないのです。

織田裕二風に言うと、商売は会議室で行われてるものじゃない、店で起きている、のです!

自分が思い描いた様にしたいなら、コンサルタントになれ

PCから見るデータは、参考まで頭に入れておくもので、実際訪問してヒアリングを行い、時間があればしばらく売り場に滞在してお客様の動きやスタッフの対応を見てみると良いのです。

そんな訪問して僅かな時間で、メーカーや商社側の都合の良い話ばかりしても、実際の店の状況は何一つわかりませんから…

以前食品メーカーに勤めている際に、上司から言われたことは、この店の一日の客数は、商圏の客層は、何曜日が客数が多いのか、忙しい時間帯は?

と様々な生の情報を得ることが、営業マン役目だと言われました。

自社とは関係ない商品でも、その店ではどの商品がどういう人に買われているのかを、店の人からヒアリングしてきなさい、と言われました。

とにかく担当者ならその店の事は何でも把握していなければならないと教育を受けました。

そこまで情報を得るのには、商売相手の担当者とのコミュニケーションを密にとるように努めるしかありませんね。

まず、その前に担当になった店の方に自分自身を売り込み、情報をもらえる関係になりなさいということなのです。

口で言う程簡単な事ではありませんし、店にやってくるセールスマンは、他にもいますからね。

訪問しても一連の作業だけして帰ってしまうだけの活動では、その他大勢のメーカー、以上にはなれませんからね。

ハイテクでデジタル化した世の中は目まぐるしいスピードで進化しています。

そのハイテクについていけないのもマイナスですが、ハイテクばかりに頼り過ぎて、自分の研ぎ澄まされた感覚を失ってはいけません。

匂いを嗅げない警察犬になっては、ダメなのです。

データはあくまでも数字、その数字の奥にあるものは現場に行かなければわからない、という事です。

この店や企業は絶対抑えたいと思うなら、コンサルタントにならないといけません。

会社の規模や付き合いの歴史も関係しますから、一概には言えませんが…

しかし、基本的に営業マンはそこを目指していかなければ、一流にはなれません。

究極、私が求めていたのは、自分の提案なら全て受け入れてくれる信頼関係を築く事でした。

自分に全幅の信頼をおいてもらおうと、常にそこを目標にしていました。

部下にもそのように話していましたし。

時代背景もあり、中々そうはいかなくなってきましたが、究極そこを目指すことが重要だという事は常に言っていました。

情報は自分の足で集めろ!数値的データは参考にだけして、ポイントだけを見ろ!と私は感じています。

真の情報は、データを参考に足で生の情報を掴め

くどい様ですが…

データばかりに気をとられてしまい、机上論になっていませんか?

私もサラリーマンしている時に陥ってしまったものです。

PCを前にして報告や分析などを行っていると、画面上の材料で楽観的な構想や計画を立ててしまったり〜

よくあるパターンだと思います。

情報の一つは、数値的に捉えたもので、純粋に現在の状況である。

何か足りないか、何かに手をほどこせばより良く変化させられるものでもあります。

自ら現場に出向き、見て聞いてその目で、いや五感をフル稼働して掴むものだと私は思っています。

それと、そこをよく知っている第三者から話を聞くこと、つまり客観的検知も大切な情報なのです。

得意先の企業の情勢がどうなっているかを掴む事も大切です。

いざ訪問して話しを聴いてみると、実際は違かった~
なんてこともあり得ます。

この部分も充分注意したいところですね。

感性を大切に

物事もそうですか、感性を磨くことから始めよう。

これまでお話ししてきて、私が言いたいことは、目先の数字ばかりに囚われ過ぎるなという事。

立地・客層・リーダーの力量・スタッフの質等々をよく見て、それぞれにアジャストさせた方策を講じる事ですね。

PCの画面上だけではわからないことは、自分の目で確認する。

昭和チックな精神論になりますが、手間を惜しまず粘り強く、感性を研ぎ澄ませて取り組むことが重要なのです。

感性を磨くには、仕事ばかりしていてはダメです。

中秋の名月を眺めたり、そういう美しいものを見て感性を養うのです。

全く興味がないよ、というなら無理には進めませんが...

自然に触れ綺麗な花を見た時に感動したりする事から感性は磨かれていくと思いますよ。

趣味は様々、人によって違いますが、何でも良いので、心身をリフレッシュ出来るものを持った方が、また新鮮な気持ちで仕事に臨めるはずです。

心身にも、仕事にも、良い影響があると思います。

休みの日にも、仕事の事ばかり考えていたら、クリエイティブな考えも浮かんできません。

仕事をし過ぎて、悪循環にはまってしまい、病んでしまった、私が言っているのですから〜

間違いないですよ!(笑)

休みの日は、例え一日中休めなくても時間を見つけてリフレッシュして、頭と心をすっきりさせましょう。

ここ数年、コロナ等でバタバタして、ストレスも溜まっている方も多いと思います。

そんな時は、一旦仕事を忘れて、空を見上げて綺麗な月でも眺めましょう。

忙しすぎて頭の中がごちゃごちゃになってしまったら、10分でも瞑想でもして一度頭を空っぽにして、すっきりしましょう。

そうでないと、「生きた情報」が得られないだけでなく、見誤った情報を取り込むおそれも出てきます。

データばかりに依存して、感性で物事を見ることを忘れているなら、初心に戻って全体の1割でも何の為に仕事をしているのかを考えてみて下さい。

生活やお金の為とかじゃなく、何故この仕事が存在し、遂行することで、人の為になっているかを考えてみると良いと思います。

「生きた情報」のまとめ

情報とは➡数値的データと現場の細かい状況まで見たり聞いたりして感じたものを合わせたものである。

PCの画面だけではわからない部分を現場で確認する。

例えば事務所や現場の雰囲気、外からの客人に従業員がちゃんと挨拶が出来ているか?

いかにもやらされている本意ではない気持ちで取り組んでいる感じがしていないか?

数値的なものと、会社の外から見た雰囲気や様子等、この二つを合わせたものから、対策を考えるべきです。

こういう手間のかかることをしっかり行うことで、成果を出していけるのです。

営業業務なら、売り上げをUPする事が出来るかもしれません。

数値的なデータ通りの場合もありますので、必ずしも全てを向上させられるとは言えませんが、何故業績が振るわないのかを把握出来るし、別な攻め方を考えられます。

“転がる石に苔は生えない”

というアメリカのことわざがあります。

動いて五感を活用していく事が重要です。

新鮮な気持ちで仕事に取り組めば、楽しくなっていくはずです。

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