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何のために働くの?byひでろう

みなさま、こんにちは!

「ほどほど」な労力で
「そこそこ」なパフォーマンス


を出すことにこだわってきた

「ほどそこ」営業マン(自称)

ひでろうです。

今回は、

「何のために働くの?」

というビジネスマンにとって
永遠のテーマについて見てみましょう。

まずは僕の答えをきいてください。
僕の答えは「生活維持手段だから」です。

「生活のため」だと案外キレなくなりますよw

つまらんやつだな。
もっと夢を持てよ。
そういうやつ、よくいるよね。

そのように解釈された方も多いと思います。
ごもっともなご意見です。

僕がこの答えに至った経緯は、
これまでの仕事にあります。

過去の自分に同じ問いをしたら、
時期によって全く異なる回答をしたはずです。

あるときは
「定時までの時間つぶしだから」

また、あるときは
「夢へのステップだから」

はたまた
「パワハラに負けないプライドのため」

などと答えていたと思います。

仕事環境や心理状況により
大きく仕事への考え方が変わりました。

ただし、あるときを境に
「生活維持手段だから」
という答えに辿り着きました。

いや、
「生活維持手段と考えることで、
仕事が上手くいくようになった」

という方がしっくりとくるかもしれません。

僕が営業マンとして
この結論に至るまでの流れをお伝えします。

一般的に成功する営業マンには
二つのタイプがあると言われています。

①とことんマシンとなって売りまくる
②とことん顧客に寄り添いまくる

若かりし頃の僕は、
①を目指すもマシンになりきれず、
②になれるほどの器の大きさもなく、
途方にくれていました。

夢のため…と燃えていた日
やってられない…と不貞腐れていた日

そんなとき、
目の前の大きな商談に
乗り気でないまま臨む

という
本来あってはならないことがありました。

乗り気でないのに、
なぜ商談に行ったのか?

生活のためです。

サラリーマンとして、
仕事に穴を開けてはいけない。
やる気はなくとも、
中途半端な使命感は残っていました。

そうして臨んだ商談。
乗り気ではないがゆえに、

客観的に自分が見えました。


そして、ゴリ押しもせず、
距離を詰めすぎることもせず、

ほどよい距離感で商談が進みました。


そして、商談成立。
顧客からの一言。

「今日のひでろうさん、何かよかったですよ」

マジか!?

納得したような、しないような…
そこから数日間、
同じようにほどよい距離感をとると、
バシバシ契約が取れました!

これだ!

仕事に穴をあけない程度の
ほどほどの使命感。
そして現場での
そこそこのヤル気と身のこなし。

まさに

ほどそこ営業の基本

だったのです。

大事なことは
誰にも負けない熱量でも
真似できないほどの活動量でもなく、

自分を客観視して、
相手の出方を見ながら
冷静に手持ちのカードを切る

ということでした。

そして、

手持ちのカードを充実させて、
冷静に相手を分析し、
ここぞというタイミングで
これだと思うカードを
躊躇なく切る


ための下準備をすることで、
パフォーマンスが劇的に変わる、
ということを学びました。

少し話が脱線しましたが、
仕事の目的を生活維持手段とすると、

生活のためだから、
おろそかにはできない

生活の維持が目的だから、
メンタルが病む前にブレーキが踏める

あくまで手段の一つだから、
いざとなれば代替手段を探せば良い

こう考えるだけで、
色々な意味で楽になります。

100ある力を
常時100出そうとすると
周りが見えなくなり、
いつしか100の力すら出なくなる

という苦い経験を経て、

100ある力のうち
70の力を常時出して、
ここぞという瞬間に
100の力を出せるようにする

ということを意識するようになりました。

大事なことは
頑張り続けることでなく、
長く成果を出し続けること。

「生活」を守るため、

自分以外の大切なものを守るため、
簡単に人生はギブアップしない

これが僕の仕事の先にあるものです。

決して太くはなくとも、
プッツンとキレることなく、
長く生きるための処世術
として、

本能的に体に染み付いた考え方です。



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