再スタート地点(自己回復プログラム改1)

どこからでも再スタートができるというのは、人間の強さだ

ムルソーの母親が養老院で新しい恋人を作ったように

動物実験では、最初に無気力状態にされたネズミは、水の中に入れられても、すぐに泳ぐのをやめて溺死してしまうそうだ

無気力状態になってないネズミは、体力が続く限り泳いで生きようとするという

失意の中にある

簡単に言えば僕は、海外でしばらく働くチャンスを得ていた

ただ、8月に退職してから、気力は戻ってきたものの、あまりに不安要素が多かった

環境が良ければ大丈夫
体調管理をきっちりやれば大丈夫
返事をした後でもしばらく時間があるからその間に体力もさらにつければ大丈夫
最悪でもチャレンジすることに意味がある

こう自分に言い聞かせた

ただ、それはこれまでもやってきたやり方だった
これはこれで上手く行く場合もあると思う

しかし今回は違う方法をとりたいと思った

体調が心配なら、まずしっかり治す
自分について、人生のプランについてしっかり計画を練る
金や語学を準備して日本から出る

要するに先にリハビリをやる

僕はそもそも、見る前に飛べ!というタイプだ
世界は気合いと根性でほぼ乗り切れると思っていた

それだけ自分に自信があったし、過信していたのかもしれない

今回は
同じ失敗はしたくねぇ、と心の底から思ったのだ

失敗を恐れるようになったのか
それとも準備をするようになったのか

この方向転換が自分の人生を豊かにするか小さくしてしまうのかはわからない

ただ、今回自分を回復させる道を選んだからにはその選択に責任を持とうと思う

なんの成果も得られませんでしたぁ!じゃ選択した俺が報われない

やってみた結果、やっぱり見る前に飛ぶほうがええわ!と思ったらまた戻ればいい

明日から
9時に起きること
英語の勉強をすること
午後から図書館に行くこと

を絶対条件とした

友人と共に記録を取り合うことにした

明日朝起きたら、売ろうと思っていたものを売ろう

さっさと海外に行くことを決めた方が、目標に向かって体調の調整ややる気も出たかもしれない

怖いままやってしまう、不安なままでもやる!というのが王道だろう
重々承知

健康
能力
自信

その全てが今足りていないと判断した

準備不足

このブログを始めたきっかけは、前の職場で、上司に仕事を辞めますと言い出せなかったことから始まった

その後僕は体調的に追い詰められながら、なんとか仕事を辞めることができた

今度は「やります」と言えなかった

自己決定、自己表現がうまくできないのは変わってない

このブログの当初、このような目標を立てた

①自分の意思を回復させること
②自分の健康を回復させること
③それにより今の職場、あるいは生活圏からの移動を行うこと

職場からの移動は達成できている
自分の意思、健康に関してはどうだろうか
僕は退職日でさえも「いつになったんですか?」と、聞くことさえできなかった

本質的な対人恐怖
認知の歪み

それは今もあまり変わっていない

言いたいことが言えず
やりたいことができていない

これらを先になんとかすることにした

未来の自分にとって、これがいい選択であるように祈り、そして行動する

1、自信を取り戻し、自分の判断で意思決定が出来ること
2、自分の認知と健康状態を改善し、限界と休息方法、理想的なライフスタイルを把握すること
3、それにより生活の満足度を上げる活動を行うこと

悩みのない完璧な生活など構築できるとは思っていない
今だって、できていないことに注目しすぎなだけかもしれない

ただ、今よりもっと自分の価値観を体現するような生き方をできるようになりたいのだ
僕は自分がチャレンジャーであり冒険家であると思っていた
それは幻想だったかもしれない
ならば、また積み上げればい

そのための準備

僕は遠回りをしているのかもしれない

むしろ本質から遠ざかっているかもしれない

しかし今はこの方法を選択したのだから、とにかくやってみる

意思→決断→行動

小さな場所からこのサイクルを回す

弱くなってニューゲーム

少なくとも、まだ遊べることは確かだ

ゲームはまだ終わってはいない

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