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土日は外でロングライドで緩急(100km+50km) - やっぱり外を走るのは楽しい -

前回はパワー強化のために具体的にどのようなメニューに取り組んでいるかについて書きました。

簡単に言えばSST(Sweet Spot Training)というメニューを基本的には平日に繰り返しています。

Sweet Spotとは自分のFTP(1時間継続可能な最大出力値)の90%前後のことを指しており、それを1時間どころか20分ほど行うのです。最大出力よりも低い出力で、最大継続時間よりも短い時間でペダルを回すにも関わらず、結果として最大出力が上がるという、まるで詐欺のような話なのですが、実際に5週間で33WもFTPが上がりました。

しかし、SSTは単調です。

バーチャルライド&トレーニングアプリである”zwift”でバーチャル空間を世界中の人々と走るので楽しいように思われますが、自分がまだzwiftのポテンシャルを出し切っていないというか、zwiftの世界でもリアルと変わらずに”単騎駆け”状態なので。

その内、レースやグループライド、ミートアップにも参加してみたいと思いますが、今の僕にできることとしては、ペダルを回しながらスマホでNetflixを立ち上げ、サウスパークを観ることくらいしかできません(心の綺麗な人は下記をクリックしないように)。

※結果としてたまたま選んだのが「ムカデ人間パッド」という胸糞エピソードだったのは本当に脚にすらダメージのある辛い体験ではありました。一方、まさか日本のB級映画の至宝である「ムカデ人間」をサウスパークがピックアップするとは思いませんで、ある種感動でしたが…。


話を戻すと、平日はSSTを中心にスマートトレーナー(電動制御型室内ローラー)を回すことになりますが、土日はやはり外で走りたい!ということで、屋外ロングライドに充てます

室内トレーニングは自分の最大出力を底上げすることを目的としたパワー系トレーニングですが、屋外ロングライドはどちらかと言うと長い距離を余裕を持って走り持久力を鍛える所謂”LSD(Long Slow Distance)”型のトレーニング?というかエンジョイですね。

基本的に土日のどちらかは80〜120kmくらいは走るようにしています。もっと走っても良いのですが、そうすると一日だとキツ目のスケジュールになるので、トータルで6〜7時間くらいでこなせる距離となると上記のような形になります。

片道40〜60kmくらいの道のりということになります。僕の住む浅草からだと青梅への往復で120kmくらいです。荒川サイクリングロードで榎本牧場往復で90kmくらいですかね。横浜とか幕張とかだと往復でも60kmくらいにしかなりません。山手線沿いを少し大回りでグルっと回っても45kmくらいです。

そうです。コース選択は非常に悩ましいところがあります。

都心から同心円で片道40〜60kmというのはなかなか中途半端な距離です。自転車に乗ってから強く意識したのですが、東京近郊って買い物とか刹那的なレジャー系は揃ってますが、当たり前ですけど大自然を感じるところってなかなか無いんですよね。そしてもう一つ重要なこと、関東平野ってのはなかなかに平らなんですよね

なので、片道40〜60kmで考えるとコース選択は非常に限定されたものになってきて、そのうち走り尽くしてしまい、飽きがくるようになります。もちろん、往復で40〜60kmくらいなら面白いところは沢山あります。土日でロングライドしない方の日はアクティブレストと言って、LSDの距離を短くしたバージョンをやるのですが、そういう時は横浜に言ってもいいし、途中で飛行機見に行ってもいいわけです。

ではロングライドで変化をつけるためにはどうしたら良いのか?

はい、解決策はありました。ズバリ「輪行」です。自転車を袋にスッポリ入れて電車等の公共交通機関に乗せて移動するのです。輪行すれば片道100km前後の場所を選択することができるようになるのです。

これは自分にとっては革命的なことでした。翼が生えたかのようでした。行動半径が2倍になるってすごいことですよねw

という訳で輪行という選択肢も手に入れた僕は、辛く愉しいロードバイクとの生活を更に豊かにすることができました。輪行についてもいずれ書いていこうと思います。

楽しく、強くなりたい。

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