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無料塾が人をつくる|第4章‐17|皐月秀起

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地震に負けず

朝に大阪府北部を震源とする地震が起きました。宝塚市は震度5弱(推測)。大学は終日休講になり、阪急宝塚線も夕方まで運休でした。子どもたちはというと、ほとんどが通学途中に揺れを感じたようで、建物の中にはいなかったようです。小学校・中学校とも余震を心配してしばらく運動場にいましたが、しばらくして教室に戻り普通に授業をし、給食も食べて夕方に下校していました。川西や伊丹などは休みだったようです。

そして夕方の宝塚つばめ学習会ですが、いつも通り開催しました。昼から保護者さんや講師には「いつも通りやります。ご家族などに特段問題なければ参加お待ちしております」と連絡。夕方に、阪急宝塚線が動き出し、川西からは来れそう。ただ、肝心の今津線が17時を過ぎても動かず、宝塚教室の講師2人が移動できず、混んでいる道を車で途中まで送ったりしてもがいていたら、最終的には18時頃動き出した電車で行ってもらいました。結局、参加生徒さんは計12人が参加。つばメンバーは11人、いつもと変わらず学習会ができました。

小学生の子どもたちは、もういつも以上にハイテンションで、地震のこと、その日に会ったことをまくしたてるように口々に喋り、最初の30分は勉強どころではありませんでした。中学生はそのあたりはさすがで、早々に切り替えて期末試験勉強など各自の課題に向き合っていました。でも今日は特別な日で、いろいろと話したくなるのはしょうがない。第一、私たち大人も「こーだった、あーだった」と結構喋っていましたから(苦笑)。その分、子どもたちの話もしっかり聞きましたから、よしとしてください(笑)。

今回の地震で亡くなった方に心からお悔やみ申し上げるともに、水道やガスの復旧などいつもの生活が戻るように祈っています。私たちは、今できることをしっかり地に足つけてやっていきたいと考えています。

いまどきの女子高校生

6月最後の宝塚つばめ学習会。生徒さんは計14人でした。つばメンバーは計10人。来月からは大学内の定期試験が始まります。試験勉強も頑張りつつ、つばめもよろしくお願いします!。

今日、高校2年生の女子の方が宝塚教室に見学に来られました。

最近、「子どもの教育」などを研究やレポートに取り上げたいので、インタビューをさせていただきたいというご依頼が多いということを先日書きましたが、今日の方は「SDGs(持続可能な開発目標)についての個人研究をしていて、高校生の中退が貧困の連鎖に関わっていることを知り、お話をお伺いしたい」とのこと。待ち合わせの時間きっちりに来られ、17時半から19時半までじっくり見学し、合間に講師の大学生と話をし、つばめ終了後に私も加わり、21時頃までじっくりお話を聞きました。正直、ここまで問題意識を持って取り組んでいる高校生がいることに心底驚きました。まるで大人と喋っているようでした。

「いまどきの女子高生」というくくりがすでに昭和を感じさせますが(苦笑)、こういった子が活躍できるような社会でないといけないな、私たち年長者が目標になるような存在にならないといけないなと、襟を正しました。彼女の参考にどこまでなったかは分かりませんが、こういう志のある学生に会えることも、つばめをやっているメリットの一つと、運営者としては思います。

短冊に思いを乗せて

7月最初の宝塚つばめ学習会。生徒さんは少しお休みが多めで、計12人。つばメンバーも同じく体調不良などがあり10人で凌ぎました。仁川教室で2人の学生さんが、小中クラスのダブルヘッダーを敢行してくださいました。ありがとうございました!

先週末に1人の学生さんが思いついた「七夕やろう!」という声に呼応し、ホームセンターで笹を買い、短冊と紙縒りは手作りで準備。仁川教室に来た子どもたちにも書いてもらいました。小学生だけでなく、中学生も思い思いの願いを描いてくれ。ちょっと写真では分かりにくいですが、講師の学生も入れると10以上の短冊が吊るされ、なかなか壮観になりました。

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