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無料塾が人をつくる|第4章‐5|皐月秀起

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やっぱり何がうれしいって

5月最後の宝塚つばめ学習会。2人の兄妹生徒さんがお休みで、生徒さんは5人の参加。先週お休みだった、中3生が今日は来てくれました。

私:「今日は何からいこう? 中間(テスト)の結果持ってきた?」
生徒:「持ってきた」
(おもむろに数学のテストを見る私)
私:「ちょっと、これ80点って、ホンマ?(なんて失礼な...)」
生徒:「そうやけど(笑)」
(いつも数学を教えてくれているつばメンバー講師を呼ぶ)
私:「(相当、興奮気味に)ちょー見てや、80点やで、80点!」
講師:「マジで! すげー! オレのスーパーな指導のおかげやな!」
生徒:「関係ないし。私が頑張っただけやし(笑)」
講師:「まあ、それが一番やな(笑)」

やっぱり何がうれしいって、結果が出るのが一番うれしい。私たちもうれしいけど、結果が出たことに喜び、モチベーションが上がっている生徒さんを見ると、さらにうれしい。次の期末テストは、英語を頑張ろうね!

「ちちんぷいぷいさん」の取材

宝塚つばめ学習会にとって、エポックメイキングな一日でした。そう、毎日放送さんの「ちちんぷいぷい」の取材がありました。

1か月ほど前に毎日放送さんから「無料塾を取り上げたいんですが」と取材依頼のお電話がありました。「なんでウチなんだろう...」「ちょっと身に余るのでは...」「生徒さんのプライバシーは...」と思わないでもなかったんですが、基本的には断りません。ちちんぷいぷいは関西人ならみんな知っているテレビ番組です。こんな機会はお金を出しても買えない機会ですし、私たちが成長するいい機会になるだろうと二つ返事でOKしました。

といっても手放しではできないので、まずは生徒さんの保護者さんに連絡を取り、主旨を説明し、プライバシーの管理についてのお考えをそれぞれ聞き、できる限り対応しました。

そして当日、15時半からスタートし、私のインタビューに小1時間、教室スペースの撮影、そうこうしていると講師のつばメンバーたちや生徒さんが集まりだし、17時半に学習会スタート。その合間に、生徒さんや講師のインタビュー。みんな緊張しながらも、自分の言葉で話していました。本当は、もっと耳をダンボにして聞きたかった...。どう思いながら生徒のみんなが通ってきてくれているのか…、オンエアを楽しみにしておこう。そして19時半に終了後、またインタビューを受け、20時に終了しました。

毎日放送のちちんぷいぷいは平日14時から18時の番組で、その中の石田ジャーナルというコーナーで取り上げられる予定です。生徒にとっても、学生の講師のみんなにとっても、私たち運営者にとっても、後々にじわりと効いてくる、一つの大きなイベントでありました。

来週からは、いつもの宝塚つばめ学習会に戻ります。

男子の見学者さんがお1人、そして放映を控えて

毎日放送さんの取材を先週終え、何かホッとした感じの第22回。

自然学校を先週終えて今日から復活の小学生、夏バテでお休みの中学生、部活で真っ黒に日焼けして元気いっぱいの中学生など、夏休み目前という雰囲気です。

そんな中、中学生の男の子が、お母さんと一緒に見学に来てくれました。今週数学のテストがあって、どうしても分からないところがあるので、見学も兼ねて教えてもらいたいというリクエストでした。約1時間みっちり学生講師さんと取り組んだおかげで、すっきりした顔で帰ったように見えました。

宝塚つばめ学習会は、1人1人に向き合いながらじっくり一緒に勉強をしたいというスタンスから、「継続して参加できる(=いちげんさんお断り)」生徒さんに入会してもらっています。当面はこれを変える予定はありませんが、分からないところがあったらふらっと来て、ちょっと聞いて帰るという、気軽な学習スポットがあってもいいよなあとは思いました。

今週水曜日に、先週の取材の放映があります。毎日放送「ちちんぷいぷい」、だいたい15時半ごろの「石田ジャーナル」というコーナーらしいです。テレビの爆発力をまざまざと見せつけられるのか、意外にじわじわ系なのか、楽しみにしています。

新たなステージに!

毎日放送さんの「ちちんぷいぷい」さん放送当日。時間は15時前。「石田ジャーナル」というコーナーで約16分間取り上げていただきました。

全国に広がる「無料塾」とは?、なぜ無料塾が必要?、関西に広がる「つばめ」の輪、そして私たちの本家である「八王子つばめ学習塾さん」と宝塚つばめ学習会の活動を、コンパクトに纏めてくださいました。

放映が終わった直後から携帯電話が鳴り、立て続けに問い合わせが約5件。テレビには連絡先は出ないんですが、ネット検索からホームページを探していただいたようです。おかげで放映日当日にホームページを見た方の数(ユーザー数)が何と491人! 普段で5~10人、ブログを書いた時で20~30人くらいですから、テレビの破壊力はやっぱりすごいです!

お問い合わせで驚いたのが、「ご寄付」のお電話。「活動を応援したい」「ぜひ子どもたちのために使ってほしい」と熱いメッセージをいただき、喜びは一瞬で吹き飛び、しっかりやらなきゃ…と緊張感でいっぱいになりました。

あと、辞書などの「ご寄贈」。

お子さんの受験が終わり、使わなくなった辞書を使ってほしいと、わざわざ仁川までお持ちいただきました。お預かりした大切な寄付をどのように使っていくかはこれから考えていきますが、みなさんのお気持ちに応えるべく、子どもたちに還元していきたいと思います。本当にありがとうございます!

今のところですが、「ぷいぷい後」の効果としては、
• 生徒さん1人
• 講師ボランティアさん1人
• ご寄付3人、ご寄贈1人
という感じです。

そして、23回目の宝塚つばめ学習会。

これまでの7人に加え、ご紹介なども重なって4人が増え、一気に生徒さんが11人になりました! 真ん中の赤テーブルに座っている方は19時頃に面談に来られたご家族で、左の小学生のお兄ちゃんが来週から参加しますので、12人になります。

この日は大学の試験も重なり、講師のつばメンバーの数が少なく、18時半までの小学生タイムがわずか2人...、18時半以降の中学生タイムに2人増え、4人になりましたが、講師は少ない、生徒は激増、私は面談対応をしていてほとんど戦力にならずと、過去最高のドタバタ会でした...。

早くも半年経った宝塚つばめ学習会ですが、おかげさまで新たなステージに立ちました。これからも張り切って、楽しくやっていきますので、応援のほどどうぞよろしくお願いします!

(追記)
しかし、何といっても驚いたのは、小学生のときに習っていたピアノの先生と35年ぶりの再会を果たしたことです。普段はあまり見ないテレビをたまたまつけたら「これって、あの子??」となり、私の連絡先が分からないので、行きつけの眼鏡屋さんでネット検索をしてもらって、連絡先を見つけたと。ピアノをやめてから連絡は全く取ってなかったんですが、お元気そうなお姿が見れて、本当に良かったです。ご寄付までいただいて恐縮至極でした。

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