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無料塾が人をつくる|第4章‐14|皐月秀起

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自主性重視で

52回目の宝塚つばめ学習会。そんな酷くなく助かりましたが、またまた雨の月曜日でした。参加者は計16人が元気に参加してくれました。めっちゃ緊張しながら先週来てくれた、宝塚教室の小4女子も今日は保護者さんの付き添いなしでがんばっていました。

去年の終わり頃から、自分の中でモヤモヤしていた「自主性・自学か?、成績アップか?」問題ですが、かなり考えがまとまってきました。まあ、「どっちも大事、二兎追うべき」なんですが、究極選択するとなれば「自主性」を優先しようと思います。最近少しずつ、特に中学生から順番に、課題やプリントなどをこちらから与えるのをやめていっています。今日やることをこちらで用意すると、どうしても子どもたちが「待ち」の姿勢になってしまいます。それは子どもたちが悪いのではなく、与えるこちらが悪い。「待ち」になると、思考が止まってしまいますよね。

そうではなく、今日やることは何か? 自分にとっての優先順位は何からか? 週1回の貴重な時間に教えてもらうポイントは何か? は自分で考えてほしい。「中学生にそれは無理では?」という意見があります。

→今の中学生ならできると思うし、自分の頭で考える機会を少しでも増やしたい
→鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス
でいこうと思います。

もう一つ、「待っている間に中学生が終わってしまう、ピンポイントで課題を与えたほうが成績と自信につながるのでは?」という意見もあるでしょう。

これに対しては、
→目の前の成績アップより、将来の自主性(自分の頭で考える)方を優先したい
→「自分でやるんだ」という自主性が出てくれば、いくらでも挽回できる
と考えます。

その分、よく子どもたちを観察し、会話をしながら、アドバイスはしていきたいと思います。と書きながら、自分の考えを整理しております。

卒業、退会、別れの季節

4月に入り、最初の宝塚つばめ学習会。

今日の参加は、生徒さんは計12人。講師のつばメンバーは、総勢8人という布陣で臨みました。4月は春休み中なので、おうちの用事などでお休みがパラパラありますが、特に中学生は休み明けから実力テストもあるので、みんな頑張って各自の課題に取り組んでいます。

もう一つ、4月は年度の変わり目ということもあり、大人の世界では「人事異動」の季節ですが、子どもの世界では「進級」の季節であります。先週まで1か月間、「お試し」で通ってくれていた中学生が、結局「古巣(の塾)」に戻っていきました。さらに小学生2人も退会することになりました。

もちろん、毎週当たり前のように顔を合わせていた子を見なくなるのは、何とも寂しいことではありますが、まあ出会いがあれば別れもありますから、その一時(いっとき)一緒に楽しく勉強できたことはきっと覚えてくれているだろうし、その子たちの学生生活のほんの一部につばめの足跡を残せたことは、誇りでもあります。

ということで、しんみりはこれくらいにして、すべての教室で生徒さんの受け入れはOKですので、春からちょっと勉強してみようかな...という方はぜひお問い合わせください!

凛々しい制服姿

ちょうど、今日入学式や始業式があった学校が多く、新しいクラスも決まった様子。中には、制服のままつばめに来てくれた子もおり、春休みは私服で来ていたので、何とも凛々しくて思わず声を上げてしまいました。前の学年ではちょっと学校から足が遠のいていた子も、「担任(の先生)イマイチ..」と言いながら、元気に始業式に行き新しいクラスも決まった様子。

私は、義務教育とはいえ子どもが学校に行くのはマストではないと思ってはいますが、それでも学校に行ければそれはそれで正直うれしいです。まあ、学校や家では言えない「毒」を、つばめで吐いてくれてもいいよ、大学生のお兄さんやお姉さんは余裕で受け止めてくれるからね(笑)。

ということで、今日の宝塚つばめ学習会の生徒さんは計13人、講師のつばメンバーのみなさんは12人でした。

仁川教室にお1人、今来ている小学生の妹さんが見学に来てくれました。お兄ちゃんが入会するときから「何で私はダメなの...?」と言っていた妹さんで、つばめ用の教材も用意して来週からもバッチリ勉強に来てくれる様子。仁川の小学生クラスは、退会や他教室や中学生クラスへの移籍などで、人数が減りましたので少しまた賑やかさが戻ってきました。来週はもう1人生徒さんが見学に来られる予定なので、お会いするのが楽しみです。

あと、講師のつばメンバーですが、ここ数回見学に来てくれていた1回生2人が、継続してつばめの講師をしてくれることになりました! これから4年間手伝ってくれる(予定)なんて、なんということでしょう!(ビフォー・アフターのように)。生徒さんも講師さんも少しずつまた増えていきそうで、運営の方もしっかり手綱を握ってやっていきたいと思っています。

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