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薬膳ってなに?

先日、海の見える薬膳料理のお店に行ってきました。

薬膳料理ってよく聞くし、最近よく見かけるので、改めて薬膳ってなんだろうと、ちょっと調べてみました。

✔️薬膳とは?

基本的には、その時の体に合わせた料理ということみたいです。
体調が悪ければ、されに合わせた。
風邪をひきそうなら、それに合わせた。
のように、その時の体が喜ぶ、負担のない食事をするということ。

✔️薬膳の意味

陰と陽

食物にも陰と陽があり、
温める性質は「陽」、冷やす性質は「陰」。
「陰」の状態が気になる場合は「陽」の食事を。
「陽」が気になる場合は「陰」の食事を。
というふうに、不調を改善し健康を維持するという考えです。


五行

陰陽五行説で知られる、「木・火・土・金・水」の5種類の元素でこの自然界は作られ循環しています。
その自然界と体を紐付けた考えです。

このバランスが大丈夫。

時季によって異なる、五行の特徴を踏まえた食事を摂ることで、季節ごとのおこりやすい不調を未然に防ぎ、体を自然界に対応させていくと考えられています。

木は、春
心のバランスを崩しやすい時季。
肝臓や目のトラブルも出やすい。

火は、夏
熱を持ち、汗をかく時季。
夏バテなど体の水分不足もおきやすい。

土は、季節の移り変わり
体の調子を崩しやすい時季。
疲れたり、消化不良になったりしやすい。

金は、秋
気温が下がり、空気が乾く時季。
血行不良や喉の乾燥がおきやすい。

水は、冬
体の冷えが気になる時季。
便秘や下痢、関節痛などがおきやすい。


五味

5種類の基本となる味を意味する、"五行"と深く紐付く薬膳の考えです。

薬膳の考えにおける味は「甘味、辛味、酸味、苦味、鹹味(かん味)」の5つからなっており、舌で感じる味だけでなく、それぞれ体に関わる機能で分類されています。

酸(さん)ー木
血液をきれいにする解毒作用がある。
肝臓や目に良いとされる。

苦(く)ー火
体の熱や水分を除去し調節する。
心臓や小腸に良いとされる。

甘(かん)ー土
筋肉の緊張を緩めたり血を補ったりする。滋養強壮の効果がある。
胃や口に良いとされる。

辛(しん)ー金
血の巡りを良くし、体を温める効果がある。
肺や鼻、大腸に良いとされる。

鹹(かん)ー水
固いものをほぐし、便通が良くなる。
腎臓や膀胱、耳に良いとされる。

以上、情報を引用させていただきましたが、私も改めて薬膳の勉強になりました。
自然の摂理に合わせた食事ってやっぱり大切なんですね。

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