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日本回帰?スタートアップ

今日から仕事始めという方も多いのではないでしょうか。街中は多くのビジネスマンの姿を見かけました。

昨年は感染症、戦争、異常気象などといったことが世界経済に大きな影を落とし、世界同時利下げ(日本除く)、ドル高円安、物価高など不安が渦巻く年でした。
今年もその流れはそのままに、さらに世界経済下落が予想されており、苦難を迎えそうな一年となりそうです。

『これまで日本企業は、人件費の安さや優遇税制などに着目し、生産の海外移転を進めてきた』
しかしながら、ロシアのウクライナ侵攻により、地政学リスクが増大、原材料価格が上昇しました。
このような背景に加え、円安も影響しているのでしょう。
製品の生産を国内に回帰する動きがスタートアップ企業でも広がっているといいます。
事業規模が大きくないスタートアップが迅速に決断する事例が目立っています。

そのスタートアップ事例としては、
ドリップス(歯列矯正器具メーカー)~ベトナムでの生産比率の大半を国内に切り替え
キューボレックス(農地整地用ロボット開発)~中国での生産コストが日本と同程度に跳ね上がり、部品に占める割合を9割に引き上げた。

ただ問題もあります。
『国内回帰の動きが広がる半面、国内も職人不足の問題などを抱える』
というようなことです。

いったん国内回帰すると、次の局面、たとえば円高になった時の対応も考えておかなければなりません。
スタートアップ企業としては、今まで以上に迅速で機動的な経営判断が迫られることになるでしょう。

『  』内、参考・引用
1/4 日本経済新聞
【国内生産、新興勢も回帰】より
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